2019年8月26日月曜日

「転んでもただでは起きない」

 8月24日(土)に卒業生の青山選手が所属しているサンフレッチェ広島対大分トリニータの試合があり観戦に行きました。青山選手の試合を生観戦するのは久しぶりです。青山選手は今年の1月17日に行われた日本代表戦のフル出場を最後に半年にもわたり怪我と闘ってきました。8月に入りフル出場ではないものの安定して試合に出場するようになってきてので、久しぶりにプレーを見たくなりスタジアムに行き観戦しました。試合結果、内容よりも青山選手が元気にプレーをしている姿を見て安心すると同時に、たくましさを感じました。
 青山選手は、当たり前のように行う人一倍の努力と反骨心で成長してきた選手です。これまでも何回もけがで長期の離脱を経験してきました。その度にひとまわり選手としても人間としても大きくなってきたと思ってきました。今回も今まで同様にひとまわり成長したように感じました。翌日に同カードのトレーニングマッチも行われた中で作陽の後輩の伊藤選手が出場しました。後輩に対する立ち振る舞いに自然体の気遣いがあり、懐の深さとあたたかさを感じました。
 数年前の3月に卒業生に対してメッセージを送ってくれたことがあります。3年生に丁寧な言葉を伝えてくれた最後に「転んでもただでは起きない」という言葉を贈ってくれました。まさしく青山選手はその思いを持ち続けて今もプレーし続けているのだなと再認識できました。
 どんな分野でも失敗や困難に立ち向かわなければならない場面は必ず起こります。その困難にどう立ち向かうかが、その後の自分の成長に大きな影響を与えます。またその立ち向かう姿が周囲の人に元気を与えてくれます。そんな存在となることを目指していきたいと思います。