2024年4月8日月曜日

2024年度 入学式

 式辞

 周辺の桃の花が鮮やかに咲き誇る今日の良き日、ご来賓の皆様並びに保護者の皆様方のご臨席をいただき、2024年度入学式を挙行できますことは、我々教職員にとりまして大きな喜びであります。

 作陽学園高等学校にご入学の皆さん、おめでとうございます。作陽学園高校を代表し、皆さんのご入学を心から歓迎いたします。新しい制服に身を包み、高校に進学したという実感がわいているのではないでしょうか。

 作陽学園高等学校は昨年の4月に90年余りにわたり教育活動をおこなった津山から、ここ倉敷市玉島に移転開校をいたしました。在校生を伴って引っ越しをするという全国でも類を見ない大事業です。現3年生は2年前に津山で入学式を行い、昨年春にこちらに移動してきました。想像もできないほどの難しい役目をしっかりと果してくれたおかげで、無事開校することができました。本校としても計画段階から実行に至るまで多くの課題がありましたが、「変わること、変えることを恐れない」攻めの姿勢でこの事業を行いました。作陽学園高等学校は多くの著名な卒業生、特にスポーツ分野においては世界に誇れる卒業生がたくさんいます。その卒業生たちの特徴として、在校中はもちろんですが、卒業後に大きく成長するということがあります。これは卒業生たちが作陽学園高等学校のマインドを受け継ぎ、攻めの姿勢を継続していることに起因しているのだと思います。

 作陽学園高等学校の校訓は「念願は人格を決定す 継続は力なり」というものです。念願とはその人が持っている夢や想いです。人は夢や願いを持つことで自分がどうあるべきかどうすべきかを考えるようになります。また夢や願いを強くすることで頑張り続けることができます。その頑張りの継続がやがて自分の力となるということを校訓は示しています。君たちは、それぞれに夢や願いを持っていると思います。作陽学園高校で君たちの持っている夢、願いは実現可能です。そのためには今までの自分を変えること変わることを恐れず、積極果敢に攻めの姿勢で挑戦していくことが重要です。自分の夢、願いをここで今一度確認し、将来に向けての思いを強めて高校生活を始めてもらいたいと思います。

 保護者の皆様、お子様の御入学、心からお祝い申し上げます。我々教職員は、皆様方が大切に育てられたお子様をお預かりいたしましたことに責任を持ち、皆様方の思いをしっかりと受け止め、全力を尽くして生徒一人ひとりの教育にあたる所存であります。それぞれの生徒がそれぞれの分野で唯一無二の存在を目指す、それが作陽学園高等学校です。保護者の皆様には、義務教育とは違う高等学校の立場と、作陽学園高等学校の教育方針を十分に御理解い ただき、御支援・御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 最後に、御多忙のところ御臨席いただきました御来賓の皆様に感謝申し上げます。今後とも、本校の発展のために御指導、御鞭撻いただきますようお願い申し上げ、式辞といたします。

2024年4月8日

作陽学園高等学校 校長 野村雅之


2024年1月26日金曜日

選抜1期入試実施

 2024年選抜1期入試を実施しました。昨年はくらしき作陽大学を利用し入学試験を行ったため、玉島の新校舎では初めての1期入試となりました。昨年よりも受験者が大きく増えたこともあり、受け入れ態勢をしっかりと整えて当日を迎えました。受験会場はもとより、周辺の交通状況、送迎車の動線等も含めて想定し準備を行い、無事終えることができました。受験生の皆さんの若干緊張した様子がありながらもしっかりとした挨拶に元気を頂きました。



2024年1月22日月曜日

玉島ロードレース

 1月21日(日)に玉島ロードレースが開催され作陽学園高校の生徒たちもいろいろな形で参加しました。まず早朝から硬式野球部の生徒たちがボランティアとして会場準備のお手伝いをさせていただき、その後本校と玉島北中学校と合同の吹奏楽部のファンファーレで開会式が開かれました。9時30分スタートの10㎞コースでは男子サッカー部の約20名が走り、続いて11時10分スタートの3㎞では女子サッカー部10名が走りました。また総参加者1000名を超える走者の方々にサッカー部員を中心とした本校生徒が大声援をおくり、応援も楽しまさせていただきました。初めてのロードレースでしたが地域の方々や走者の皆さんに温かい声をかけていただき、生徒たちも大変喜んでいました。ありがとうございました。