2018年8月24日金曜日

第2学期始業式

 本日から2学期が始まりました。すぐに本校最大の行事ともいえる「清陵祭文化の部・体育の部」が行われます。そこで本日の始業式で清陵祭に向けての心構えについて話をしました。下はその一部です。

 これからの時代で豊かな人生を送るためには、「人間性」の向上と「人間力」を身につける必要があります。学校で知識や学力をつけることは当然必要ですが、これからは他人を思いやることができる「人間性」と、たくましく生き抜いていくための力「人間力」を学び身につけていくことがより重要になっています。その「人間性」と「人間力」は人と多く関わることで磨かれてきます。いつにもまして清陵祭では、クラス、各団などでまとまり力を発揮しなければいけません。それぞれの人が、人の気持ちを汲み取り、分担した仕事に全力をつぎ込み、集団をまとめたり、また協力したりと普段接する機会のない人とも協力して一つのものを作り上げていかなければなりません。それこそ「人間性」と「人間力」の発揮の場であり、また成長させる最高の機会です。
 この清陵祭にどんな立場においてでも積極的に取り組んでください。またリーダーシップを発揮することが得意な人は、人を巻き込む大きな渦を作ってください。ここという時に力が発揮できる人物がこれからの時代には必要です。

 「一人一人が新たな自分を発見できる」そんな清陵祭を楽しみにしています。

2018年8月20日月曜日

夏休み その④

 本日から夏季進学補習の後期が始まりました。学習面や部活動面とにぎやかな学校生活の日々が始まります。夏休みと言えない生活を送っている3年生や部活動に励んでいる生徒も多くいますが、2学期にいいスタートができるよう生活のリズムを整えてもらいたいと思います。
 
 夏休み中盤に快挙と言える出来事がありました。ゴルフ部男子の久常君が個人戦で全国優勝をしました。1年生ながら素晴らしいスコアーでの優勝であったと聞いています。ゴルフとは、まさしく自分との戦いであり、集中力の勝負だと思います。自分に勝った上での優勝です。これからも非常に楽しみであり、他の生徒にも好影響を与えてくれる快挙だと思います。
 また吹奏楽部も中国大会出場という素晴らしい成果を上げてくれました。中国大会が今週末に控えていますが、思い切りのいい演奏を期待しています。中国大会出場は十数年ぶりですが、「音楽の作陽の伝統」に近年の吹奏楽部の先輩たちの努力と苦労と現部員の頑張りが融合しての結果だと思います。中国大会にさらなる成長をイメージして臨んでください。おおいに期待しています。
 演劇部も長野で行われた全国大会で素晴らしい演劇を披露しました。お客さんの中には涙する人も少なからずいたそうです。中国地方一行の狭き門をくぐりぬけたのですから、その経験をできただけでも大きな価値があります。今後も多くの感動の場を作り出してもらいたいと思います。
 
 一人ひとりが「本気」で取り組み、やがて本物になり、様々な分野で光り輝く存在になってもらいたいと思っています。そのきっかけをこの夏休みでつかめたでしょうか?始業式にいい笑顔で会いましょう!

2018年8月9日木曜日

夏休み その③

 東海地域で行われた全国高校総体にあたり、この1週間で多種にわたるスポーツの全国大会の現場を見てきました。当然、勝負事ですから、勝つ者がいれば負ける者もいます。本校の生徒だけでなく、他県の選手の様子も多く見てきました。どの種目も選手たちの真剣なパフォーマンスに感動を覚えました。またどの会場にも保護者の方々をはじめとして、多くの方々が応援に来られていました。本校も多くの方々に応援に来ていただき、感謝しています。声援が選手の力となったことと思います。

 この1週間で最も感じたことは、「他との勝負の前に、自分に勝つことが必要である」ということです。「自分に勝つ」とは、持っている力を十二分に発揮できたことを意味します。競り合った場面で「自分に勝つ」ことができれば、勝ちきる確率はぐんと上がります。「自分に勝つ」ことができても力負けした場合でも、それを次に向けての負けん気につなげれば、その負けに大きな意味が生まれます。一方で、もし自分の力を発揮しきれなかったと感じたならば、それを次に生かす反省材料にしてもらいたいと思います。

 夏の全国大会に出場したサッカー部女子、フットサル部、サッカー部男子、柔道部団体の競技ががすでに終わりました。それぞれに多くの得るものがあったと思います。この夏の経験と感謝の気持ちを持ち続け今後も前に前に進んでもらいたいと思います。