2022年5月6日金曜日

新年度 1か月経過

 新年度が始まり、1ヶ月が経ちました。4月は新型コロナウイルス感染症対応のため、やむなく始業式、入学式を約2週間遅らせる日程に変えました。そのため学校生活がなかなか落ち着きませんでしたが、5月に入り感染症対応も落ち着きました。今後も急な変更がある可能性もありますが、今年度の3年生は高校入学からコロナ禍という学年だけに「withコロナ」という観点で学校行事等もできるだけ実施していきたいと思います。また1年生は生活が大きく変わるタイミングでの日程変更となり、環境の変化への対応が大変だと思います。GW明けからペースを上げつつ、学習面・部活動にと自分のリズムを確立していってもらいたいと思います。

作陽高校は今年度が津山での最後の一年となります。作陽学園は、昭和5年に開校して以来、津山で教育活動を行ってきました。今から26年前の平成8年に作陽音楽大学、作陽短期大学が倉敷市玉島に移転したのに続き、高校も来年度から玉島に移動して教育活動を行うこととなります。現代日本の社会情勢には様々な問題が含まれていますが、それらを起因としてくらしき作陽大学と連携しやすい玉島への移転となります。現在も日常の教育活動と並行して、移転の準備が着々と進んでいます。進捗の状況は、作陽トピックスその2にてお知らせしたいと思います。

大きな事業を高校は控えていますが、当然ながら最優先すべきことは各在校生の将来のため一日一日すべきことをしっかりと取り組ませることです。特に3年生は歴史ある津山校地最後の卒業生となります。先輩たちの想いも背負い、この1年でさらに成長してもらいたいと思います。

2022年4月6日水曜日

桜散歩2022その3

 鶴山公園は、遠景も素晴らしいのです。学校からの眺めと石山寺そばの八畳岩からの景観です。下から見ても良し、上から見下ろしても良し、遠くからも良しの津山城です。



2022年3月31日木曜日

桜散歩2022その2

 人出がまだ少ない夕暮れの鶴山公園を歩きました。吉井川側の南面は、ほぼ満開に近くなっていました。北側はまだまだです。今週末が最高の見ごろではないでしょうか。いろんなイベントもやっています。みなさん、















どうぞお出かけください。

2022年3月28日月曜日

桜散歩?津山衆楽園

津山の衆楽園で開催されている「つやま夢灯り庭園」は想像以上に素晴らしいものでした。鶴山公園のお花見とともにと考えると相当な見ごたえがあります。歴史の中に現代的な光のアートがミックスされ、とても幻想的な空間を作り出していました。お城の桜もこれから本番です。








2022年3月27日日曜日

桜散歩2022

  終業式も無事に終わり、学校は現在新年度に向けていろいろな準備をしている所です。毎年この季節には津山の桜の様子を投稿しています。津山市千光寺の昼間の様子です。今日の陽気で一挙に開花しました。夜桜も楽しみです。





2022年3月1日火曜日

卒業おめでとう!

 2021年度の卒業式を厳粛な雰囲気の中で執り行うことができました。コロナ禍ということで一部制限をかけた卒業式といたしましたが、保護者の皆様のご理解をいただき無事挙行できましたことを心から感謝いたします。たくましく成長していく姿を思い浮かべながら、卒業式での式辞を述べました。

74回岡山県作陽高等学校卒業証書授与式 学校長式辞

 

春の息吹を感じる今日の良き日、岡山県作陽高等学校第74回卒業式を挙行できますことは、卒業生はもとより、我々教職員にとっても大きな喜びであります。ご卒業おめでとうございます。この卒業式にご列席いただきました保護者の皆様方、またライブ配信でご覧になっているご家族の皆様にも、今日の良き日を迎えられたことを、心からお祝い申し上げます。

新型コロナウイルスの感染拡大により、この卒業式にも一定の制限を設け実施するということとなりました。2年前、高校1年生の3学期から始まったコロナ禍により高校生活に多くの制限がかけられました。将来思い出として語られる皆さんの高校生活は、新型コロナウイルスを抜きにしては考えられないものとなってしまいました。そのような高校生活を経て新たなステージに羽ばたくみなさんに「作陽高校校歌三番」の歌詞を今一度説明し、それを贈る言葉としたいと思います。現在の校歌は今から58年前の1963年、昭和38年の男女共学一期生入学年度に校歌と制定されました。その当時の歌詞に現在の世相に当てはまること、そしてどのように生きていくべきかが示されています。

五濁(ごじょく)の海は荒くとも 不動の信念われにあり

静寂和敬(せいじゃくわけい)の精神(こころ)には さへぎる波もあらじかし 

最初に出てくる五濁とは仏教用語です。社会が混乱するときにおこる五種類の乱れを指しています。難しい言葉ですが、劫濁(こうじょく)、見濁(けんじょく)、煩悩濁(ぼんのうじょく)、衆生濁(しゅうじょうじょく)、命濁(みょうじょく)という五種類の世の中の乱れを指しています。一つ目の劫濁(こうじょく)とは時代的困難や飢饉、今まさに東ヨーロッパで起こっているような戦争やこの2年間世界を混乱におとしいれた新型コロナウイルス感染症のような疫病などの時代や社会の大混乱を指します。二つ目の見濁(けんじょく)とは、思想の乱れを言い、悪意に満ちた間違った見方や考え方が常識となってはびこる状態を指します。三つ目の煩悩濁(ぼんのうじょく)とは、欲望や憎しみなど、人々の煩悩が渦巻く社会になることを指します。四つ目の衆生濁(しゅうじょうじょく)とは、人びとの良心の資質が衰えた世の中になることを指します。五つ目の命濁(みょうじょく)とは、生命が軽んじられ、生きていることのありがたさや意義が見失われるような状態を指します。

これからそれぞれのステージに進む君たちは、このコロナ禍に立ち向かい、その後に来るwithコロナ、afterコロナ時代をたくましく生きていかなければいけません。将来の予測が立ちにくい五濁の海ともいえる実社会という大海原に飛び込もうとしています。改めて三番の歌詞をかみ砕いてみますと、「このような困難が渦巻く世の中でも、ぶれない心を持ち続け、落ち着きを保ち、人を敬う心を持てば、君たちの前に立ちはだかるものはない。」という意味になります。

一方で、この2年間のコロナ禍の高校生活を過ごした君たちは、大きな可能性があるともいえます。生活様式が変わったこの2年間のおかげで実社会という大海原は大きく変動しようとしています。時代をさかのぼってみても変動は改革のチャンスです。自分を変える、周囲を変える、固定観念にとらわれている社会を変えるチャンスでもあります。ぶれない心を持ち続け、人を敬いながらも開拓者精神を持ち、大海原に臨んでもらいたいと思います。

その大海原を進んでいくために必要なものは、3年間常に君たちに伝えていた「人間性」と「人間力」です。人間性、即ち利他の心を磨けば、どんな環境でも周囲から大きな信頼を得ることができます。豊かな人間性は、荒れている五濁の海において、君たちの周りの荒波をきっと穏やかなもとしてくれます。また人間力とは、人とかかわりあいながら力強く生きていくための力です。多くの情報、多様な価値観が渦巻く現代で、自分の考えを魅力的に表現できる人は、多くの人々を引き付け、巻き込み、大きな力を持つことができるようになると思います。人間力は、荒れる大海原でもしっかりと漕いで行くことのできる大きな力と必ずなるはずです。

そして強い思いを持ち、自らを成長させ、ぶれずにやり続ける、作陽高校の校訓「念願は人格を決定す 継続は力なり」を実践してください。

君たちの大いなる飛躍と、成功を祈念いたしまして、式辞とさせていただきます。


2022年2月22日火曜日

第74回卒業証書授与式について

 第74回卒業証書授与式を以下の通り実施いたします。感染症防止に留意した上でご列席ください。またYouTube配信も同時にいたします。保護者の皆様方にはQRコードをお配りしています。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。







 

2022年2月14日月曜日

卒業証書授与式について

新型コロナウイルスが相変わらず猛威を振るっています。一人ひとりの感染予防がより大切になってきています。新型コロナウイルスとどう付き合っていくかということも、新たに次の進路に旅立つ3年生の皆さんはしっかりと心構えをしておくことが大切だと思います。

思い返してみれば、3年生の皆さんは新型コロナウイルスに翻弄された高校生活でした。2年生に進級する直前に全国的な休校となり、その後も学校行事や部活動に大きく制限がかかりました。そして最後の学校行事である卒業証書授与式の前にオミクロン株による第6波の感染増となってしましました。これを多くの経験をする機会を失ったと捉えるか、逆に100年に一度の厄難を今後の糧とすると考えるかで、これからの人生が変わってくると思います。ぜひ次のステージへの準備をしっかりとしてください。

31日火曜日に卒業証書授与式を行う予定です。214日(月)現在では、次のように縮小開催として計画しています。 

1.卒業証書授与式予行は実施しません

2.卒業証書授与式当日  202231日(火)1130HR集合 1330分開式

3.卒業生と保護者のみの出席とします。 

 感染拡大防止の観点を踏まえ、221日(月)に式の実施計画の最終的決定をいたします。詳しい内容については、生徒本人にメールで連絡をします。 

2021年12月31日金曜日

2021年最後の活動

 大晦日の今日、津山は雪が降っていました。

 本校サッカー部女子が出場する全日本高校女子サッカー選手権が1月3日に開幕します。またソルフィオーレFC(作陽高校サッカー部女子育成併設チーム)が出場する全日本U-18女子サッカー選手権が開幕します。作陽高校生の今年最後の活動として、両チームの選手が雪が積もっている中で元気に練習を行っていました。この活動が最後で2021年作陽高校の全ての活動が終了します。

 2022年がより一層飛躍の年となりますように祈念します。

2021年12月27日月曜日

令和4年に向けて

 コロナ禍の中で始まった令和3年でした。日常生活にもいろいろと制限がかかり、学校行事も中止または代替案で対応することもありました。このコロナ禍になるまでは想像できない生活の変化ではありますが、私たちがそれに慣れてきてしまっていることも現実です。令和4年はコロナ禍が終息していくことを願うばかりです。

 その令和4年は、本校が教育活動を津山で行う最後の年度を迎えます。現在高校1年生の令和3年度入学生は、教育の場が在学中に津山から倉敷市玉島に移ることを理解した上で入学してきてくれました。令和5年4月からは新たな場で学校生活を送ることとなります。そういう意味では、もうすでに移行期間に入っているということになります。

 日々生徒に本気で向かい合うことを再優先させながらも、様々な方々のいろいろな思いを背負って、より良い作陽高校にするという強い思いをもって令和4年を迎えたいと思います。


2021年10月28日木曜日

学校行事

 10月27日(水)に球技大会と生徒会のミニイベントを行いました。緊急事態宣言が発令されたため清陵祭体育の部、文化の部を中止としたかわりに、改めて計画を立て実施しました。学習活動や部活動で見せる輝きとまた違う輝きを放つ生徒を久しぶりに見ることができました。

 学校とは単に勉強したり、部活動をする場ではなく、多くの人と交わりコミュニケーションをとることを学ぶ場であるという使命を再確認できました。少しでも多くの人に喜んでもらうための企画を立てる人、裏方として準備をする人、人前に出て進行する人、競技を楽しむだけではなく、それぞれの立場で楽しんでいるように見えました。社会にでれば、皆それぞれ役割を持ちます。学校という場の共同生活で、疑似体験をすることは大切だと思います。コロナ禍で制限がかかっているだけに、今後もこのような場を大切にしてもらいたいと思います。

2021年9月13日月曜日

大切な日常

 学校が再開してから2週間目を迎えました。やっと学校に日常が戻ってきました。休校とせざるを得なかったため、残念ながら清陵祭は中止としました。また10月に予定していた修学旅行も現在延期としています。行事等は不自由な状態ではありますが、学校に活気が感じられるようになったことだけでも喜ばしく感じます。日々学校に通うという当たり前の日常に感謝をしたいと思います。今できること、すべきことを感謝しつつ取り組んでいくことが、今一番大切なことです。

 まだ岡山県には「まん延防止等重点措置」が出されていますが、新型コロナウイルス感染症の感染予防については最大限の注意をしつつ、生徒の活動の幅を広げていきたいと考えています。

2021年9月4日土曜日

学校再開のお知らせ

  9月3日(金)まで休校としていましたが、9月6日(月)から学校を通常登校といたします。関係者各位のご理解、ご協力に感謝いたします。


2021年8月29日日曜日

休校のお知らせ

 8月30日(月)からの休校についてお知らせします。安全を確認した上で学校を再開したいと思います。ご理解のほどよろしくお願いいたします。





2021年8月27日金曜日

新型コロナウイルス感染症の対応について

 本校の新型コロナウイルス感染症に対して現在の対応についてお知らせします。来週からの日程につきましては、あらためてお知らせします。ご心配をおかけしますが、ご理解いただきたく思います。



2021年8月26日木曜日

8月26日(木)27日(金)と休校を延長します。

 安全な学校再開を目指して、休校を延長します。その後につきましてあらためてお知らせします。緊急事態のため、変更が重なりますことをご理解いただきたいと思います。

2021年8月23日月曜日

休校延長、清陵祭の中止のお知らせ

 安全な学校再開を目指して、休校を8月25日(水)まで延長します。その後につきまして変更がある場合にはあらためてお知らせします。また清陵祭(文化の部、体育の部)を中止といたします。ご理解ご協力をお願いします。


2021年8月22日日曜日

2021年8月23日(月)24日(火)は休校といたします。

  2021年8月23日(月)24日(火)の休校について

 8月21日(土)に本校職員2名が新型コロナウイルス感染陽性者と診断されたための措置として、8月23日(月)24日(火)は休校といたします。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。





2021年8月20日金曜日

2021年度 第2学期 始業式 校長式辞

 2021年度第2学期が今日から始まります。1学期の終業式が7月17日でした。女子サッカー部とゴルフ部の一部の生徒は、全国大会がありますので登校はしていませんが、終業式からほぼ1か月ぶりの全校の登校日です。その終業式では「やるべきことをやる。苦労を喜びとして取り組むことができる。自分自身に負けない。そんな夏休みを過ごして下さい」と言いました。どんな夏休みを過ごしたでしょうか。

 この夏休み期間中の大きな話題といえば、オリンピックを上げる人が多いと思います。これから行われるパラリンピックも含め、コロナ禍での開催に賛否両論ありますが、競技が始まれば選手の頑張りに声援を送り、結果に一喜一憂し、勝ち負けに関係なく感動を多くもらいました。

 メディアは、選手の背景、例えばオリンピック選手になるまでの苦労や練習の過酷さを私たちに伝えてくれます。選手が大きなや期待を背負って競技に臨み、真剣な表情に私たちは感情移入して手に汗握り応援します。勝とうが負けようが、結果に対して選手が感情を言葉にする姿を見て、さらに感動させられます。全てをかけて臨む姿、またそれを支える周囲の人々の本気にこころを動かされます。

 私は常々「人は何のために生きているのか?」という問いには「世のため、人のために生きる。社会に貢献するためである。」が答えであると皆さんに伝えています。先ほど話したように、スポーツ選手は我々の心を動かし、頑張ろうという気持ちを持たせ、勇気を与えてくれます。これは立派な社会貢献です。

 では感動はオリンピックのような大きな舞台でなければ起こすことはできないのでしょうか?そんなことはありません。日々の生活の中でも起こすことはできます。それには「本気」が必要です。日々の本気の積み重ねが、必ず感動につながります。いい加減な姿勢からは感動を得ることはできません。本気の積み重ねが感動の涙となるのです。

 みなさんは高校生活でどれだけの感動を得ることができるでしょうか。感動を得るのにふさわしい「本気」の積み重ねをしているでしょうか。3年生はこれから進路決定の本番の時期に入ります。目前とはいえ、感動を得ることができるよう最後まで本気の努力をしてもらいたいと思います。1年生2年生は今から「本気」の積み重ねをして、学業に部活動にと高校生でしか経験できない大きな感動を手に入れることができるよう日々の努力を大切にしてください。

2021年7月17日土曜日

2021年度 第1学期 終業式 校長式辞

 2021年度第1学期が本日で終了します。君たちの1学期はどのようなものだったでしょうか?自分の目標が達成できたでしょうか。振り返ってみて、やり残したことや後悔するようなことはありませんでしたか?後悔はそのままでは悔いとして残りますが、次に活かせば反省となります。ぜひ次につなげる1学期にしてください。

 さて新型コロナウイルス感染症がいまだ終息が見えない中で、東京オリンピックが開催されます。今回の東京オリンピックの開催の賛否についてはいろいろ意見がありますが、頑張る選手の姿が人々に感動を与え、元気と勇気を与えることは過去にも多くありました。知っているとは思いますが、今回の東京オリンピックは2回目です。1回目のオリンピックは今から57年前の昭和39年でした。君たちのおじいさんおばあさんが子供の頃だと思います。昭和20年に第2次世界大戦が終わり、東京が一面焼け野原となってわずか19年で東京オリンピックは行われました。実は昭和35年の大会に立候補するも落選し、次の昭和39年の大会にやっと招致することができました。オリンピックに向けて競技施設だけではなく、高速道路や鉄道が今では考えられないくらいの急ピッチで整備されました。東京オリンピックは1010日開催でしたが、新幹線、東京新大阪間が101日に開通しました。またオリンピックに開催に間に合うように羽田空港から都心へのモノレールも開業し、首都高速道路も整備されました。まさに戦後の焼け野原から復活の象徴として、東京オリンピックが開催されました。この世界に類をみない復興のスピードは日本だからこそできたことだと思います。いざという時の団結力、やらなければならないことに責任をもってやり遂げる、そのようなメンタリティーがあってできたことだと思います。

 現在はコロナ禍という戦争に匹敵する戦いの中にあります。先日、私はコロナウイルスのワクチン接種をするために津山市内の会場に行きました。当然今までしたことのない経験ですから、多少の不安はありました。しかし会場に行き、そこで準備されている様子、しっかりと計画的に作られた導線やそこで働いている人々のホスピタリティや仕事ぶりに一瞬で不安が払拭されました。通常の勤務ではないことをしている苦労をそこで働かれている方々は、全く感じさせない丁寧な対応をしていました。いざという時の日本の強さを、そんな場面で感じました。

 やるべきことをやる。苦労を喜びとして取り組むことができる。自分自身に負けない。目標・目的を明確にしその達成に向けて努力する。そんな夏休みを過ごし、いい2学期を迎えてください。

2021年6月3日木曜日

元気を頂きました。

  20年以上会っていなかった教え子二人が、昨日学校を訪ねてきてくれました。高校を離れてから20年間のいろいろあったことや今している仕事などについて、とてもうれしそうにいきいきと話してくれました。

 教え子と久しぶりに会うといつも感じることがあります。会った直後は高校時代の印象から始まり、話をしているうちにそれぞれの世界を築いていることに感心させられます。このギャップがとても楽しく、また頼もしく思います。我々の知らない世界で自分の居場所をしっかりと作っている教え子の話を聞くことで成長を感じられることは、教員の一番の喜びです。

 それと同時に我々教員も教え子が成長している月日の中で、経験を積み成長しているかが重要です。社会情勢もどんどん変わり、時代は加速して進んでいます。卒業生が帰ってきた時に、先生は昔と変わらないという安心感と進化していることを感じ取ってもらえるようでなければいけないと思っています。

 教え子の訪問は、我々教員に元気を与えてくれます。またの訪問を楽しみにしています。

2021年5月19日水曜日

明日5/20より通常授業を実施いたします。

2021年5月20日(木)より通常授業とします。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。



2021年5月17日月曜日

新型コロナウイルス感染症の対応について(今後の予定について)

 新型コロナウイルス感染症の対応のための日程を下記のようにいたしました。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

2021年5月16日日曜日

2021年5月17日(月)は休校といたします。

 2021年5月17日(月)の休校について
 5月16日(日)に本校生徒が新型コロナウイルス感染陽性者と診断されたための措置として、5月17日(月)は休校といたします。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。



2021年5月14日金曜日

新型コロナウイルス感染症の対応について

  岡山県が、岡山市、倉敷市の全域に「まん延防止等重点措置」の適用を申請しました。期間としては514日(金)から5月末までを目途としています。本校としては引き続き感染予防に努め、通常通りの学校運営を行っていきます。ただし、学校の寮に入っている生徒の不要不急の帰省につきましては不可としています。また、部活動につきましても公式戦以外の対外的な交流は、原則禁止としています。

 岡山県高校体育連盟からは、同高体連主催の大会について感染症対策を徹底して行った上でできるだけ予定通りに実施する方向であるとされています。ただし、不測の事態が起こる可能性は十分にあります。その際には本校として慎重に判断いたします。

 高校生にとって日々の学校での生活、部活動はかけがえのないものでありますが、全ては安心安全の上に成り立っているものであります。本校の教育活動にご理解をいただきたいと思います。

岡山県作陽高校

校長 野村雅之

2021年4月8日木曜日

ご入学おめでとうございます。

 春の暖かな日差しの中、新しいデザインの制服を着た入学生が登校してきました。2021年度の入学式を厳粛な雰囲気の中で執り行うことができました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から新入生と教職員のみの開催といたしましたが、保護者の皆様のご理解をいただき無事挙行できましたことを心から感謝いたします。コロナ禍がまだまだ続く中で、新たな場での高校生活を迎える新入生の成長を楽しみにしています。


2021年度 岡山県作陽高等学校 入学式 校長式辞

 歴史を偲ばせる津山城の石垣が我々に落ち着きと安心感をもたらせてくれています。その日本でも有数の名跡である津山城の石垣に、吉井川をはさんで対峙する、ここ岡山県作陽高等学校に入学する皆さん、おめでとうございます。新入生の皆さんは新型コロナウイルスによる世界的混乱の中で進路決定をしなければなりませんでした。それに対して愛情をもって支えてこられたご家族や関係する方々にも敬意を表し、心からお喜び申し上げます。

 本来であれば、この入学式は多くの来賓の方々や保護者の皆様方にご来場いただき、みなさんの前途を祝して頂くべきものであります。しかし感染拡大防止の観点から新入生のみの式典といたしました。このウイルスのために2020年度は多くの学校行事が中止または縮小しての実施となりました。コロナ禍の終息の見通しはたてられない状態ではありますが、過去の歴史を振り返ると世界は新型コロナウイルスと共存していく方向に進んでいくと思います。作陽高校も少しずつ、しかし確実に前に進んでいきますが、この混乱の中で、君たちは新たな環境で高校生活を始めることになります。

 作陽高校は1930年に創設者松田藤子先生によって「大乗仏教に基づく豊かな人間性の涵養」を建学の精神として開かれました。これは簡単に言うと「他人を思いやる心や感動する心を育てる」ということです。今から91年前の昭和5年に今後どんなに文明が進もうとも人としての原点は心にあるとの松田藤子先生の思いから作陽高校は設立されました。利便性や採算性を重要視する時代になっている今だからこそ、原点である心の教育がより重要だと作陽高校は考えています。今、世界的混乱の中に置かれている私たちはそこに気付くチャンスが与えられています。快適が当たり前の生活から不便を強いられる生活になりました。1年数ヶ月前の当たり前の日々が、どれだけありがたいものなのかということに気が付かなければなりません。それに気づけばあらゆることに感謝の心を持ち、それに報いるために物事に懸命に取り組むことができるはずです。困難に直面し壁に突き当たった時であっても、それが自分を大きく成長させるチャンスであると常に前向きにとらえられるよう感謝の心を持つことができれば、この世界的混乱からの復旧に大きなパワーを与えることになるでしょう。心に火がつけば、人は大きく変わることができるのです。

 君たちは、それぞれに願い・思いをもっているとおもいます。作陽高校で君たちの持っている夢、目標は実現可能です。この全世界的混乱の中で入学式を迎える君たちには、自分の願い想いを確認し、さらに強めて、将来に向けての気持ちを固めて高校生活を始めてもらいたいと思います。君たちのこれからの活躍を期待します。

                           令和3年4月8日

                           岡山県作陽高校学校 校長 野村雅之


2021年4月6日火曜日

いよいよ始まります。

  2021年度が明日から始まります。明日7日が始業式、明後日8日が入学式です。新型コロナウイルス感染拡大防止に努めながらのスタートとなり、入学式は入学生のみといたしました。昨年の今頃は新型コロナウイルスに振り回されており、新年度始まって10日ほどで休校措置をとりました。今年度は細心の警戒を促しながら、学校活動の幅を状況に応じながら広げられたらと考えています。

 
今年度から男女とも制服を変更したため、より新入生を迎えたという感が強くなるのではないでしょうか。我々教職員も今年度に向けて新たな気持ちで臨みたいと思います。

2021年3月31日水曜日

桜散歩2

  早朝の様子です。天候時間によっていろいろな顔があり、それぞれいいものです。またあまり県外に走られていませんが、宮住公園も絶景ですの様子です。天候時間によっていろいろな顔があり、それぞれいいものです。また出張の道端ではありますが、三休公園も絶景でした。




城東むかし町


三休公園
早朝の千光寺

2021年3月26日金曜日

桜散歩

作陽高校からの景観
  鶴山公園の桜が見事です。津山さくらまつりが3月27日から始まりますが、桜の方が待ちきれずにほぼ満開になりつつあります。鶴山公園の桜は、石垣下から見上げて良し、石段を登って見下ろして良し、吉井川対岸の遠方から眺めて良しの景観です。また推定樹齢150年の千光寺のしだれ桜も見事です。毎年この時期に歩いて桜巡りをしますが、普遍的に咲く桜の様子を見ると安らぎを覚えると同時にパワーを与えられる気がします。この時期だけの楽しみです。