2019年2月16日土曜日

今年度最後の時間

 2月18日(月)に今年度最後の宗教の時間があります。作陽高校の建学の精神は「大乗仏教に基づく豊かな人間性の涵養」であり、この宗教の授業は創設者松田藤子先生の想いを在校生につなげるものです。生きるための指針、精神的により豊かな生活を送るための考え方を学ぶ時間です。
 現代は物質が豊かになり、便利な時代になっています。そういう時代だからこそ、人として大切なものが何かを考えることが必要になっています。どんな時代でも普遍的に必要な人間性と混沌とした時代をよりよく生き抜くための人間力がより重要になってきています。また、我々が今ここに生きているのは、自分ひとりの力で生きているわけではありません。多くの人々の上のおかげでここのに存在しているのです。感謝の気持ちを持たなければなりません。
 いろいろな角度から自分自身を省みる、それが宗教の時間です。最後の1時間を大切に取り組んでもらいたいと思います。