2022年9月3日土曜日
2022年9月1日木曜日
9月に入りました。
本年度は8月16日に始業式を行うという異例の早さで2学期を開始しました。清陵祭文化の部は、縮小開催ながら予定通り実施しましたが、その後再びウイルス感染拡大予防の観点から日程を変えざるを得ない状況となっています。以前と比べ感染症に対する対応の方向性が徐々に変化してきています。各家庭、保護者のご協力が必要となっています。ご理解いただきたいと思います。その一方で通常の学校生活もできるだけ維持していくようにとも考えています。合わせてご理解いただきたいと思います。
9月に入り津山校舎での教育活動は残り約半年となりました。3年生の皆さんはちょうど6ヶ月後に津山校舎最後の卒業生として、卒業式を迎えることとなります。1、2年生は新年度からは新しい場で学習活動が始まります。未だ完全終息が見えない中でではありますが、夏休みを中心としてオープンスクールやイベントをくらしき作陽大学の施設などを使用し、すべて倉敷で行いました。新しくなる作陽学園高校に多くの方々に興味を持っていただき、足を運んでいただきました。期待して頂いているということを実感しています。教育の場の移動という大事業にいよいよ臨みますが、今に全力を注ぐことを再優先としながら、未来に向かって前に前にと進んでいこうと考えています。
2022年7月27日水曜日
2022年度第1学期終了
長い1学期でした。新型コロナウイルス感染症の対応のため日程変更を余儀なくされた1学期でした。各自の感染予防、体調管理に加え、度々の日程変更に生徒も大変だったと思いますが、津山での最後の1年となる作陽高校の1学期が終了いたしました。
来年度からスタートする玉島新校舎の方は建設作業が進み、次第に姿を現し始めました。今週末にはオープンスクールをくらしき作陽大学で行い、作陽学園高等学校の来年度の概要を中学生の皆様に紹介します。その当日には駐車場からのみですが、建設中の施設を見ていただくことも可能です。しかし残念ながら、今回のオープンスクールの申し込みは、予定していた期限よりも早く締切とさせていただきました。非常に多くの応募をしていただき予定定員を上回り、感染拡大予防の観点から締め切らせていただきました。現在すでに8月20日(土)に開催予定の第3回の受付を始めています。誠に申し訳ありませんが、今回申込できなかった皆様方には第3回でお会いできればと思います。
2022年7月6日水曜日
学校行事実施
様々な学校行事を実施しています。6月29日(水)には校内球技大会、今週に入り3学年が大阪のユニバーサルスタジオへ、2学年が三重方面への修学旅行へ、1学年が市内の施設にボーリングへと各学年が校外に出ての行事を実施しました。やはり教室内や部活動での真剣な表情と違う一面が見て取ることができ、こういう活動の重要性を再認識しました。
このような活動は受動的にするものではなく、事前の下調べなどの準備、当日の知的好奇心に満ちた行動、事後の振り返りがとても大切です。同じ日程を過ごしても準備と振り返りをするとしないとでは、その価値は全く違うものとなります。これは日常生活においても全く同じことが言えます。行き当たりばったりの生活では得るものが多くありません。事前の準備と見通しを持つこと、振り返りをすることの積み重ねが、その後の人生に大きな影響を与えます。経験が成長の大きな糧になることを願います。
2022年6月7日火曜日
岡山県作陽高等学校同窓会 電子メール登録
岡山県作陽高等学校の同窓会員の電子メール登録を行うことになりました。これを行うことにより、簡単に作陽高校の情報を同窓生の皆様にお送りすることができるようになります。各学年幹事の方々にご案内をお送りしていますが、まだ情報が届いていない方も多いと思います。まだこの登録制度を始めた直後ですが、多くの同窓生が既に登録をしていただいています。令和5年度から新しい場での教育活動が始まります。同窓生の方々にも大変な興味を持っていただいているということをひしひしと感じています。そのような情報もこの新たな連絡網でお伝えできると思います。
同窓会の件でご質問等がありましたら作陽高校にお問い合わせください。
2022年5月6日金曜日
新年度 1か月経過
新年度が始まり、1ヶ月が経ちました。4月は新型コロナウイルス感染症対応のため、やむなく始業式、入学式を約2週間遅らせる日程に変えました。そのため学校生活がなかなか落ち着きませんでしたが、5月に入り感染症対応も落ち着きました。今後も急な変更がある可能性もありますが、今年度の3年生は高校入学からコロナ禍という学年だけに「withコロナ」という観点で学校行事等もできるだけ実施していきたいと思います。また1年生は生活が大きく変わるタイミングでの日程変更となり、環境の変化への対応が大変だと思います。GW明けからペースを上げつつ、学習面・部活動にと自分のリズムを確立していってもらいたいと思います。
作陽高校は今年度が津山での最後の一年となります。作陽学園は、昭和5年に開校して以来、津山で教育活動を行ってきました。今から26年前の平成8年に作陽音楽大学、作陽短期大学が倉敷市玉島に移転したのに続き、高校も来年度から玉島に移動して教育活動を行うこととなります。現代日本の社会情勢には様々な問題が含まれていますが、それらを起因としてくらしき作陽大学と連携しやすい玉島への移転となります。現在も日常の教育活動と並行して、移転の準備が着々と進んでいます。進捗の状況は、作陽トピックス、その2にてお知らせしたいと思います。
大きな事業を高校は控えていますが、当然ながら最優先すべきことは各在校生の将来のため一日一日すべきことをしっかりと取り組ませることです。特に3年生は歴史ある津山校地最後の卒業生となります。先輩たちの想いも背負い、この1年でさらに成長してもらいたいと思います。
2022年4月6日水曜日
2022年3月31日木曜日
桜散歩2022その2
人出がまだ少ない夕暮れの鶴山公園を歩きました。吉井川側の南面は、ほぼ満開に近くなっていました。北側はまだまだです。今週末が最高の見ごろではないでしょうか。いろんなイベントもやっています。みなさん、
どうぞお出かけください。
2022年3月28日月曜日
桜散歩?津山衆楽園
津山の衆楽園で開催されている「つやま夢灯り庭園」は想像以上に素晴らしいものでした。鶴山公園のお花見とともにと考えると相当な見ごたえがあります。歴史の中に現代的な光のアートがミックスされ、とても幻想的な空間を作り出していました。お城の桜もこれから本番です。
2022年3月27日日曜日
桜散歩2022
終業式も無事に終わり、学校は現在新年度に向けていろいろな準備をしている所です。毎年この季節には津山の桜の様子を投稿しています。津山市千光寺の昼間の様子です。今日の陽気で一挙に開花しました。夜桜も楽しみです。
2022年3月1日火曜日
卒業おめでとう!
第74回岡山県作陽高等学校卒業証書授与式 学校長式辞
春の息吹を感じる今日の良き日、岡山県作陽高等学校第74回卒業式を挙行できますことは、卒業生はもとより、我々教職員にとっても大きな喜びであります。ご卒業おめでとうございます。この卒業式にご列席いただきました保護者の皆様方、またライブ配信でご覧になっているご家族の皆様にも、今日の良き日を迎えられたことを、心からお祝い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大により、この卒業式にも一定の制限を設け実施するということとなりました。2年前、高校1年生の3学期から始まったコロナ禍により高校生活に多くの制限がかけられました。将来思い出として語られる皆さんの高校生活は、新型コロナウイルスを抜きにしては考えられないものとなってしまいました。そのような高校生活を経て新たなステージに羽ばたくみなさんに「作陽高校校歌三番」の歌詞を今一度説明し、それを贈る言葉としたいと思います。現在の校歌は今から58年前の1963年、昭和38年の男女共学一期生入学年度に校歌と制定されました。その当時の歌詞に現在の世相に当てはまること、そしてどのように生きていくべきかが示されています。
五濁(ごじょく)の海は荒くとも 不動の信念われにあり
静寂和敬(せいじゃくわけい)の精神(こころ)には さへぎる波もあらじかし
最初に出てくる五濁とは仏教用語です。社会が混乱するときにおこる五種類の乱れを指しています。難しい言葉ですが、劫濁(こうじょく)、見濁(けんじょく)、煩悩濁(ぼんのうじょく)、衆生濁(しゅうじょうじょく)、命濁(みょうじょく)という五種類の世の中の乱れを指しています。一つ目の劫濁(こうじょく)とは時代的困難や飢饉、今まさに東ヨーロッパで起こっているような戦争やこの2年間世界を混乱におとしいれた新型コロナウイルス感染症のような疫病などの時代や社会の大混乱を指します。二つ目の見濁(けんじょく)とは、思想の乱れを言い、悪意に満ちた間違った見方や考え方が常識となってはびこる状態を指します。三つ目の煩悩濁(ぼんのうじょく)とは、欲望や憎しみなど、人々の煩悩が渦巻く社会になることを指します。四つ目の衆生濁(しゅうじょうじょく)とは、人びとの良心の資質が衰えた世の中になることを指します。五つ目の命濁(みょうじょく)とは、生命が軽んじられ、生きていることのありがたさや意義が見失われるような状態を指します。
これからそれぞれのステージに進む君たちは、このコロナ禍に立ち向かい、その後に来るwithコロナ、afterコロナ時代をたくましく生きていかなければいけません。将来の予測が立ちにくい五濁の海ともいえる実社会という大海原に飛び込もうとしています。改めて三番の歌詞をかみ砕いてみますと、「このような困難が渦巻く世の中でも、ぶれない心を持ち続け、落ち着きを保ち、人を敬う心を持てば、君たちの前に立ちはだかるものはない。」という意味になります。
一方で、この2年間のコロナ禍の高校生活を過ごした君たちは、大きな可能性があるともいえます。生活様式が変わったこの2年間のおかげで実社会という大海原は大きく変動しようとしています。時代をさかのぼってみても変動は改革のチャンスです。自分を変える、周囲を変える、固定観念にとらわれている社会を変えるチャンスでもあります。ぶれない心を持ち続け、人を敬いながらも開拓者精神を持ち、大海原に臨んでもらいたいと思います。
その大海原を進んでいくために必要なものは、3年間常に君たちに伝えていた「人間性」と「人間力」です。人間性、即ち利他の心を磨けば、どんな環境でも周囲から大きな信頼を得ることができます。豊かな人間性は、荒れている五濁の海において、君たちの周りの荒波をきっと穏やかなもとしてくれます。また人間力とは、人とかかわりあいながら力強く生きていくための力です。多くの情報、多様な価値観が渦巻く現代で、自分の考えを魅力的に表現できる人は、多くの人々を引き付け、巻き込み、大きな力を持つことができるようになると思います。人間力は、荒れる大海原でもしっかりと漕いで行くことのできる大きな力と必ずなるはずです。
そして強い思いを持ち、自らを成長させ、ぶれずにやり続ける、作陽高校の校訓「念願は人格を決定す 継続は力なり」を実践してください。
君たちの大いなる飛躍と、成功を祈念いたしまして、式辞とさせていただきます。
2022年2月22日火曜日
第74回卒業証書授与式について
第74回卒業証書授与式を以下の通り実施いたします。感染症防止に留意した上でご列席ください。またYouTube配信も同時にいたします。保護者の皆様方にはQRコードをお配りしています。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
2022年2月14日月曜日
卒業証書授与式について
新型コロナウイルスが相変わらず猛威を振るっています。一人ひとりの感染予防がより大切になってきています。新型コロナウイルスとどう付き合っていくかということも、新たに次の進路に旅立つ3年生の皆さんはしっかりと心構えをしておくことが大切だと思います。
思い返してみれば、3年生の皆さんは新型コロナウイルスに翻弄された高校生活でした。2年生に進級する直前に全国的な休校となり、その後も学校行事や部活動に大きく制限がかかりました。そして最後の学校行事である卒業証書授与式の前にオミクロン株による第6波の感染増となってしましました。これを多くの経験をする機会を失ったと捉えるか、逆に100年に一度の厄難を今後の糧とすると考えるかで、これからの人生が変わってくると思います。ぜひ次のステージへの準備をしっかりとしてください。
3月1日火曜日に卒業証書授与式を行う予定です。2月14日(月)現在では、次のように縮小開催として計画しています。
1.卒業証書授与式予行は実施しません
2.卒業証書授与式当日 2022年3月1日(火)11時30分HR集合 13時30分開式
3.卒業生と保護者のみの出席とします。
感染拡大防止の観点を踏まえ、2月21日(月)に式の実施計画の最終的決定をいたします。詳しい内容については、生徒本人にメールで連絡をします。
2021年12月31日金曜日
2021年最後の活動
2021年12月27日月曜日
令和4年に向けて
コロナ禍の中で始まった令和3年でした。日常生活にもいろいろと制限がかかり、学校行事も中止または代替案で対応することもありました。このコロナ禍になるまでは想像できない生活の変化ではありますが、私たちがそれに慣れてきてしまっていることも現実です。令和4年はコロナ禍が終息していくことを願うばかりです。
その令和4年は、本校が教育活動を津山で行う最後の年度を迎えます。現在高校1年生の令和3年度入学生は、教育の場が在学中に津山から倉敷市玉島に移ることを理解した上で入学してきてくれました。令和5年4月からは新たな場で学校生活を送ることとなります。そういう意味では、もうすでに移行期間に入っているということになります。
日々生徒に本気で向かい合うことを再優先させながらも、様々な方々のいろいろな思いを背負って、より良い作陽高校にするという強い思いをもって令和4年を迎えたいと思います。
2021年10月28日木曜日
学校行事
10月27日(水)に球技大会と生徒会のミニイベントを行いました。緊急事態宣言が発令されたため清陵祭体育の部、文化の部を中止としたかわりに、改めて計画を立て実施しました。学習活動や部活動で見せる輝きとまた違う輝きを放つ生徒を久しぶりに見ることができました。
学校とは単に勉強したり、部活動をする場ではなく、多くの人と交わりコミュニケーションをとることを学ぶ場であるという使命を再確認できました。少しでも多くの人に喜んでもらうための企画を立てる人、裏方として準備をする人、人前に出て進行する人、競技を楽しむだけではなく、それぞれの立場で楽しんでいるように見えました。社会にでれば、皆それぞれ役割を持ちます。学校という場の共同生活で、疑似体験をすることは大切だと思います。コロナ禍で制限がかかっているだけに、今後もこのような場を大切にしてもらいたいと思います。
2021年9月13日月曜日
大切な日常
学校が再開してから2週間目を迎えました。やっと学校に日常が戻ってきました。休校とせざるを得なかったため、残念ながら清陵祭は中止としました。また10月に予定していた修学旅行も現在延期としています。行事等は不自由な状態ではありますが、学校に活気が感じられるようになったことだけでも喜ばしく感じます。日々学校に通うという当たり前の日常に感謝をしたいと思います。今できること、すべきことを感謝しつつ取り組んでいくことが、今一番大切なことです。
まだ岡山県には「まん延防止等重点措置」が出されていますが、新型コロナウイルス感染症の感染予防については最大限の注意をしつつ、生徒の活動の幅を広げていきたいと考えています。
2021年9月4日土曜日
2021年8月29日日曜日
2021年8月27日金曜日
2021年8月26日木曜日
2021年8月23日月曜日
休校延長、清陵祭の中止のお知らせ
安全な学校再開を目指して、休校を8月25日(水)まで延長します。その後につきまして変更がある場合にはあらためてお知らせします。また清陵祭(文化の部、体育の部)を中止といたします。ご理解ご協力をお願いします。
2021年8月22日日曜日
2021年8月23日(月)24日(火)は休校といたします。
2021年8月23日(月)24日(火)の休校について
8月21日(土)に本校職員2名が新型コロナウイルス感染陽性者と診断されたための措置として、8月23日(月)24日(火)は休校といたします。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
2021年8月20日金曜日
2021年度 第2学期 始業式 校長式辞
2021年度第2学期が今日から始まります。1学期の終業式が7月17日でした。女子サッカー部とゴルフ部の一部の生徒は、全国大会がありますので登校はしていませんが、終業式からほぼ1か月ぶりの全校の登校日です。その終業式では「やるべきことをやる。苦労を喜びとして取り組むことができる。自分自身に負けない。そんな夏休みを過ごして下さい」と言いました。どんな夏休みを過ごしたでしょうか。
この夏休み期間中の大きな話題といえば、オリンピックを上げる人が多いと思います。これから行われるパラリンピックも含め、コロナ禍での開催に賛否両論ありますが、競技が始まれば選手の頑張りに声援を送り、結果に一喜一憂し、勝ち負けに関係なく感動を多くもらいました。
メディアは、選手の背景、例えばオリンピック選手になるまでの苦労や練習の過酷さを私たちに伝えてくれます。選手が大きなや期待を背負って競技に臨み、真剣な表情に私たちは感情移入して手に汗握り応援します。勝とうが負けようが、結果に対して選手が感情を言葉にする姿を見て、さらに感動させられます。全てをかけて臨む姿、またそれを支える周囲の人々の本気にこころを動かされます。
私は常々「人は何のために生きているのか?」という問いには「世のため、人のために生きる。社会に貢献するためである。」が答えであると皆さんに伝えています。先ほど話したように、スポーツ選手は我々の心を動かし、頑張ろうという気持ちを持たせ、勇気を与えてくれます。これは立派な社会貢献です。
では感動はオリンピックのような大きな舞台でなければ起こすことはできないのでしょうか?そんなことはありません。日々の生活の中でも起こすことはできます。それには「本気」が必要です。日々の本気の積み重ねが、必ず感動につながります。いい加減な姿勢からは感動を得ることはできません。本気の積み重ねが感動の涙となるのです。
みなさんは高校生活でどれだけの感動を得ることができるでしょうか。感動を得るのにふさわしい「本気」の積み重ねをしているでしょうか。3年生はこれから進路決定の本番の時期に入ります。目前とはいえ、感動を得ることができるよう最後まで本気の努力をしてもらいたいと思います。1年生2年生は今から「本気」の積み重ねをして、学業に部活動にと高校生でしか経験できない大きな感動を手に入れることができるよう日々の努力を大切にしてください。
2021年7月17日土曜日
2021年度 第1学期 終業式 校長式辞
2021年度第1学期が本日で終了します。君たちの1学期はどのようなものだったでしょうか?自分の目標が達成できたでしょうか。振り返ってみて、やり残したことや後悔するようなことはありませんでしたか?後悔はそのままでは悔いとして残りますが、次に活かせば反省となります。ぜひ次につなげる1学期にしてください。
さて新型コロナウイルス感染症がいまだ終息が見えない中で、東京オリンピックが開催されます。今回の東京オリンピックの開催の賛否についてはいろいろ意見がありますが、頑張る選手の姿が人々に感動を与え、元気と勇気を与えることは過去にも多くありました。知っているとは思いますが、今回の東京オリンピックは2回目です。1回目のオリンピックは今から57年前の昭和39年でした。君たちのおじいさんおばあさんが子供の頃だと思います。昭和20年に第2次世界大戦が終わり、東京が一面焼け野原となってわずか19年で東京オリンピックは行われました。実は昭和35年の大会に立候補するも落選し、次の昭和39年の大会にやっと招致することができました。オリンピックに向けて競技施設だけではなく、高速道路や鉄道が今では考えられないくらいの急ピッチで整備されました。東京オリンピックは10月10日開催でしたが、新幹線、東京新大阪間が10月1日に開通しました。またオリンピックに開催に間に合うように羽田空港から都心へのモノレールも開業し、首都高速道路も整備されました。まさに戦後の焼け野原から復活の象徴として、東京オリンピックが開催されました。この世界に類をみない復興のスピードは日本だからこそできたことだと思います。いざという時の団結力、やらなければならないことに責任をもってやり遂げる、そのようなメンタリティーがあってできたことだと思います。
現在はコロナ禍という戦争に匹敵する戦いの中にあります。先日、私はコロナウイルスのワクチン接種をするために津山市内の会場に行きました。当然今までしたことのない経験ですから、多少の不安はありました。しかし会場に行き、そこで準備されている様子、しっかりと計画的に作られた導線やそこで働いている人々のホスピタリティや仕事ぶりに一瞬で不安が払拭されました。通常の勤務ではないことをしている苦労をそこで働かれている方々は、全く感じさせない丁寧な対応をしていました。いざという時の日本の強さを、そんな場面で感じました。
やるべきことをやる。苦労を喜びとして取り組むことができる。自分自身に負けない。目標・目的を明確にしその達成に向けて努力する。そんな夏休みを過ごし、いい2学期を迎えてください。
2021年6月3日木曜日
元気を頂きました。
20年以上会っていなかった教え子二人が、昨日学校を訪ねてきてくれました。高校を離れてから20年間のいろいろあったことや今している仕事などについて、とてもうれしそうにいきいきと話してくれました。
教え子と久しぶりに会うといつも感じることがあります。会った直後は高校時代の印象から始まり、話をしているうちにそれぞれの世界を築いていることに感心させられます。このギャップがとても楽しく、また頼もしく思います。我々の知らない世界で自分の居場所をしっかりと作っている教え子の話を聞くことで成長を感じられることは、教員の一番の喜びです。
それと同時に我々教員も教え子が成長している月日の中で、経験を積み成長しているかが重要です。社会情勢もどんどん変わり、時代は加速して進んでいます。卒業生が帰ってきた時に、先生は昔と変わらないという安心感と進化していることを感じ取ってもらえるようでなければいけないと思っています。
教え子の訪問は、我々教員に元気を与えてくれます。またの訪問を楽しみにしています。
2021年5月19日水曜日
2021年5月17日月曜日
2021年5月16日日曜日
2021年5月17日(月)は休校といたします。
2021年5月14日金曜日
新型コロナウイルス感染症の対応について
岡山県が、岡山市、倉敷市の全域に「まん延防止等重点措置」の適用を申請しました。期間としては5月14日(金)から5月末までを目途としています。本校としては引き続き感染予防に努め、通常通りの学校運営を行っていきます。ただし、学校の寮に入っている生徒の不要不急の帰省につきましては不可としています。また、部活動につきましても公式戦以外の対外的な交流は、原則禁止としています。
岡山県高校体育連盟からは、同高体連主催の大会について感染症対策を徹底して行った上でできるだけ予定通りに実施する方向であるとされています。ただし、不測の事態が起こる可能性は十分にあります。その際には本校として慎重に判断いたします。
高校生にとって日々の学校での生活、部活動はかけがえのないものでありますが、全ては安心安全の上に成り立っているものであります。本校の教育活動にご理解をいただきたいと思います。
岡山県作陽高校
校長 野村雅之