2020年5月11日月曜日

転んでもただでは起きるな

 4/20(月)からの休校措置は、本日5/11(月)に学校再開の予定でした。その後4/28(火)に岡山県教委から県立学校の5月31日まで休校の延長が発表されたことに合わせ、休校を延長しています。コロナウイルス感染拡大防止のために行った作陽高校の対応の流れを振り返り、また現状での見通しを確認したいと思います。
 2/27(木)に出された全国への休校措置の指示を受けた休校から、3/23(月)に一旦休校を解除し、4/7(火)に始業式を行い、4/8(水)に放送による入学式ではありましたが新入生を無事に迎えることができました。しかし4/17(金)に緊急事態宣言が日本全国に拡大されたことを受け、本校も4/20(月)から5/8(金)の休校を決定し、実際には5/11(月)の再開でした。その後、前述しているように4/28(火)に5/31(日)までの休校延長を決定しました。生徒の皆さんへは4/24(金)に課題等を発送しました。そして今日5/11(月)2回目の課題を発送しました。また今週からはインターネットを介し、授業動画の配信、HRも開始します。現時点では6/1(月)からの再開の予定です。ただ再開後も感染拡大防止のために時間差登校などの措置をとることになり、不自由な学校生活での始まりとなります。
綿密な計画や予定というものは、はっきりと決まっている事柄から逆算して立てていくものです。しかし、このコロナウイルスの感染動向は今後も確定しているものではありません。今現在の予定もこれからも変更していく可能性があります。今後も作陽高校の情報発信SNSに注意していただきたいと思います。

「転んでもただでは起きるな。何かつかんで起き上がれ。」2年生3年生には全校集会で話をしたことがありますが、私の好きな言葉です。このコロナ禍で大切な高校時代を過ごさなければならなくなった生徒の皆さんの残念な思いはどれほど大きなものなのでしょうか。各種大会が中止となっている部活動、受験に向けての学習面への不安、友達との貴重な時間など通常であれば当たり前にあったものが抜けてしまっています。しかし、この映画のような現実は現代の文明をもってしてもすぐに解決できるものではないとても大きな壁です。日本だけではなく全世界の前に立ちはだかる大きな障害です。逆にとらえれば早く立ち上がって人一倍早く次に向かって動き出せば、差をつける大きなチャンスです。「待ち」のスタンスではなく、何を「攻め」ることができるかを、考えて実行してください。