2025年3月31日月曜日

新年度

 2025年度が始まります。校内の木々や地域の木花も春モードになってきました。本校周辺、北側の斜面は桃の花が鮮やかな桃色になってきました。この3年生は玉島校最初の入学生です。作陽学園高校の新しい流れを教職員とともに作ってきてくれました。その3年生を中心に新たな仲間が加わり、2025年度に臨みます。

2025年3月1日土曜日

2024年度卒業式

 二〇二四年度 卒業証書授与式 学校長式辞


学校近隣の桃の花のつぼみが少しずつ膨らみつつある今日の良き日、作陽学園高等学校第77回卒業証書授与式をご来賓の方々の御列席のもと挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員にとりましても大きな喜びであります。

皆さんは高等学校の過程を無事終了し、本日の卒業式を迎えることができました。この卒業式は本校の歴史の中では第77回となりますが、作陽学園高校の津山校に入学した最後の学年の卒業式です。卒業生の皆さんは本校にとって大きな転換期を我々教職員とともに乗り切った歴史を作った卒業生です。また皆さんの高校進路選択の時期は、新型コロナウイルス感染症が社会に大きな影響を与えている時期でした。またその時には本校が移転することを発表しており、皆さんが高校2年生になるタイミングで新天地に移り、ほとんどの生徒が住む場所を変え引っ越しにしなければならないという条件付きでした。その中で作陽学園高校への進学を決断してくれました。今日は卒業生の皆さん、保護者また関係者の皆さんに対しまして「ご卒業おめでとうございます」という思いとともに「作陽学園高校に来てくれて本当にありがとうございました」と感謝の気持ちでいっぱいです。

作陽学園高校の始まりは昭和5年、1930年までさかのぼります。当時日本では、明治維新後に急激に産業の近代化が進みました。大正時代には第1次世界大戦が起こり、日本の産業革命がさらに加速しました。その時代に創設者である松田藤子先生は、産業が発達し豊かな社会になればなるほど、知識や技術だけではなく、人間性を高める心の教育が重要であると考え、学校を創設しました。当時の産業革命と中身やスピード感は違いますが、現代はIT革命、産業のAI化が加速して進み、新たな産業構造へと変化しつつあります。コロナ禍とよく比較されるスペイン風邪の大流行も大正時代でした。さらに現代の日本は、どこの国もまだ経験していないような少子高齢化が進んでいます。既存の価値観や働き方が変わりつつあり、見通しを立てにくい世の中になっています。こんな時代だからこそ、普遍的に必要である人間性の向上とたくましく生きていくための人間力を身に着けることが求められています。このような背景があっての移転事業でした。

移転事業が本格化する前の津山校舎にいた頃に皆さんによく言っていたことがあります。移転という大仕事を「壮大な修学旅行のように」と言っていました。修学旅行とは平素と異なる生活環境の中で仲間と協力してどのように生活していくか、また訪れる地域の特色などに興味を持ち、地域方々と交流を持ち、その経験をその後に活かすということを目的としています。慣れない場所で、初対面の人と打ち解け、新しい自分を発見するという学びが修学旅行の目的です。1年間過ごした津山校舎から現在の新校舎へ地域を飛び越えて新しい環境に移ったという経験は、まさしく壮大な修学旅行といえるものだったのではないかと思います。移転の際には各自の引っ越し作業と同時に学校の引っ越しも手伝ってくれました。新校舎1年目では全く新しい環境で、昨年の卒業生と教職員とともに新しい生活習慣、学校生活を作り上げていくという未知の取り組みをしてくれました。学校指定宿舎で生活している生徒も多く、学校だけではなく日常生活も全く新しいものとなり生活リズムを作るのも大変だったと思います。中でも一番私が心配していたことは、新しい場所に多くの高校生が来るということでこの地域へにうまく溶け込むことができるかどうかということでした。しかし卒業生の皆さんの新しい生活に慣れる適応力には驚かされました。地域に溶け込めるかの心配は、地域の方々への皆さんの大きなあいさつで早々にかき消されました。

これから皆さんは3年間共に過ごしてきた仲間と別れ、新たな場所に向かって巣立っていきます。君たちは、新たな場所で、初めて出会う人たちと仲間となり、そこで必要とされる人間として自分自身を成長させる場として学びがなければいけません。そういう意味でとらえれば、人生こそが「壮大な修学旅行」であるのかもしれません。新しい場に興味を持ち、出会う人に興味を持ち、自分自身の仕事に興味を持ちとあらゆることに興味を持ち、向上心を持ち学びの姿勢で取り組んでください。全国のどこもしたことがない大事業を生徒として経験した君たちはこれからの人生をたくましく生き抜く学びを得たことと思います。強い思いを持ち、自らを成長させ、ぶれずにやり続ける、作陽学園高等学校の校訓「念願は人格を決定す 継続は力なり」を実践してください。

君たちの大いなる飛躍と、成功を祈念いたしまして、式辞とさせていただきます。


令和七年三月一日

作陽学園高等学校

校長 野村 雅之












2024年12月29日日曜日

2024年 年末 

 玉島に移転後2回目のお正月を迎えようとしています。地域の方々に支えられ、少しずつではありますが新たな地に根差しつつあるのではないかと感じています。地域行事やボランティア活動についてはできるだけ積極的に参加するよう生徒に促していました。特に3年生は津山で入学をし、2年生になるときに玉島に引っ越してきたという意識があるためか本当に積極的に参加してくれていました。年明けの1月19日(日)には玉島ロードレースが開催され私も出場します。無理をせず気持ちよく走りたいと思います。

 作陽学園高校南側にある駅門近くの交差点を広げていただきました。本校開校後に歩行者や車の通行量が増え、慣れない方には通行が難しい交差点でした。拡張していただいたおかげでより安全に登校できるようになりました。感謝いたします。



2024年12月9日月曜日

教員として最もうれしいこと

 作陽学園高校で教員になり36年目となりました。数多くの生徒に出会い成長を見てきました。先日もある場所で20年以上ぶりにばったり会った卒業生が、いま取り組んでいることをいきいきと楽しそうに話してくれたことがありました。作陽学園高校を経由して社会人となり活躍する姿を見聞きすることが教員にとって一番うれしいことだと思います。

 12月1日(日)にサンフレッチェ広島青山敏弘選手(倉敷市出身)の引退セレモニーに参加しました。青山選手の経歴については詳しくは省略しますが、いろいろな壁を乗り越え努力してブラジルW杯に出場するなど日本でもトップクラスの経歴を持っています。青山選手は作陽学園高校からサンフレッチェ広島に加入して21年間のという他に例を見ない期間を中心選手として活躍しました。当日のスタジアムの青山選手に対する熱気を全身で感じて、改めて青山選手の高校時代にかかわれたことに喜びを感じました。ここから指導者への道に進む青山選手をさらに楽しみにしていきたいと思います。







2024年10月8日火曜日

久しぶりの修学旅行

 コロナ前に修学旅行の引率に行って以来の修学旅行です。普段見ることができない生徒の表情がとても新鮮に感じます。この修学旅行が一生のいい経験となることを期待しています。新幹線の停車駅である新倉敷駅まで歩いて7分という作陽学園高校の利便性を改めて感じました。



2024年6月29日土曜日

ありがとうございました。

 6月29日土曜日オープンスクールを開催しました。心配していた天候にも恵まれ、多くの中学生、保護者の皆様に参加をしていただきました。オープニングで本校自慢の音楽とダンスを披露させていただき、その後の各講座でも本校生徒たちのキラキラした活動の一端を見ていただけたのではないでしょうか。本校保護者が準備したSカフェ(保護者対象の喫茶室)では多くの質問を頂き、本校への関心の高さを感じさせていただきました。併せて感謝いたします。早速ですが次回のオープンスクールのご案内です。少人数制プレミアムオープンスクールが7月27日(土)に今回に引き続きの第2回作陽学園高校オープンスクールが8月25日(日)に開催します。皆様にお会いできることを楽しみにしています。



2024年6月6日木曜日

2024年度第1学期後半へ

  6月に入りだんだん暑さも本格的になってきました。4月は始業式、入学式から始まり、1学期初め特有の各種検診があり、特に新入生にとってはあわただしい1か月だったと思います。5月GW明けの5月9日(木)に青陵祭体育の部があり大変盛り上がりました。PTAによる売店、キッチンカーの出店もありにぎやかな1日でした。第1回定期考査の後の5月27日(月)には3年生が福山・尾道方面へ、2年生が香川県に校外研修にとして行きました。また5月26日(日)の中学生と保護者対象の進学情報フェスタを本校で開催し、6月1日(土)には第1回プレミアムオープンスクールを実施し多くの方々に来校していただきました。6月29日(土)には第1回作陽学園オープンスクールを実施します。皆さんのご参加をお待ちしています。




2024年4月8日月曜日

2024年度 入学式

 式辞

 周辺の桃の花が鮮やかに咲き誇る今日の良き日、ご来賓の皆様並びに保護者の皆様方のご臨席をいただき、2024年度入学式を挙行できますことは、我々教職員にとりまして大きな喜びであります。

 作陽学園高等学校にご入学の皆さん、おめでとうございます。作陽学園高校を代表し、皆さんのご入学を心から歓迎いたします。新しい制服に身を包み、高校に進学したという実感がわいているのではないでしょうか。

 作陽学園高等学校は昨年の4月に90年余りにわたり教育活動をおこなった津山から、ここ倉敷市玉島に移転開校をいたしました。在校生を伴って引っ越しをするという全国でも類を見ない大事業です。現3年生は2年前に津山で入学式を行い、昨年春にこちらに移動してきました。想像もできないほどの難しい役目をしっかりと果してくれたおかげで、無事開校することができました。本校としても計画段階から実行に至るまで多くの課題がありましたが、「変わること、変えることを恐れない」攻めの姿勢でこの事業を行いました。作陽学園高等学校は多くの著名な卒業生、特にスポーツ分野においては世界に誇れる卒業生がたくさんいます。その卒業生たちの特徴として、在校中はもちろんですが、卒業後に大きく成長するということがあります。これは卒業生たちが作陽学園高等学校のマインドを受け継ぎ、攻めの姿勢を継続していることに起因しているのだと思います。

 作陽学園高等学校の校訓は「念願は人格を決定す 継続は力なり」というものです。念願とはその人が持っている夢や想いです。人は夢や願いを持つことで自分がどうあるべきかどうすべきかを考えるようになります。また夢や願いを強くすることで頑張り続けることができます。その頑張りの継続がやがて自分の力となるということを校訓は示しています。君たちは、それぞれに夢や願いを持っていると思います。作陽学園高校で君たちの持っている夢、願いは実現可能です。そのためには今までの自分を変えること変わることを恐れず、積極果敢に攻めの姿勢で挑戦していくことが重要です。自分の夢、願いをここで今一度確認し、将来に向けての思いを強めて高校生活を始めてもらいたいと思います。

 保護者の皆様、お子様の御入学、心からお祝い申し上げます。我々教職員は、皆様方が大切に育てられたお子様をお預かりいたしましたことに責任を持ち、皆様方の思いをしっかりと受け止め、全力を尽くして生徒一人ひとりの教育にあたる所存であります。それぞれの生徒がそれぞれの分野で唯一無二の存在を目指す、それが作陽学園高等学校です。保護者の皆様には、義務教育とは違う高等学校の立場と、作陽学園高等学校の教育方針を十分に御理解い ただき、御支援・御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 最後に、御多忙のところ御臨席いただきました御来賓の皆様に感謝申し上げます。今後とも、本校の発展のために御指導、御鞭撻いただきますようお願い申し上げ、式辞といたします。

2024年4月8日

作陽学園高等学校 校長 野村雅之


2024年1月26日金曜日

選抜1期入試実施

 2024年選抜1期入試を実施しました。昨年はくらしき作陽大学を利用し入学試験を行ったため、玉島の新校舎では初めての1期入試となりました。昨年よりも受験者が大きく増えたこともあり、受け入れ態勢をしっかりと整えて当日を迎えました。受験会場はもとより、周辺の交通状況、送迎車の動線等も含めて想定し準備を行い、無事終えることができました。受験生の皆さんの若干緊張した様子がありながらもしっかりとした挨拶に元気を頂きました。



2024年1月22日月曜日

玉島ロードレース

 1月21日(日)に玉島ロードレースが開催され作陽学園高校の生徒たちもいろいろな形で参加しました。まず早朝から硬式野球部の生徒たちがボランティアとして会場準備のお手伝いをさせていただき、その後本校と玉島北中学校と合同の吹奏楽部のファンファーレで開会式が開かれました。9時30分スタートの10㎞コースでは男子サッカー部の約20名が走り、続いて11時10分スタートの3㎞では女子サッカー部10名が走りました。また総参加者1000名を超える走者の方々にサッカー部員を中心とした本校生徒が大声援をおくり、応援も楽しまさせていただきました。初めてのロードレースでしたが地域の方々や走者の皆さんに温かい声をかけていただき、生徒たちも大変喜んでいました。ありがとうございました。