2023年12月28日木曜日

激動の2023年(令和5年)

  2023年は作陽学園高校の歴史に記すべき1年間でした。1月から津山で通常の学校運営を行いながら移転・引っ越し業務が本格的に始まり、それと同時に移転後初の入学生に向けての入試をくらしき作陽大学で行いました。3月には津山校舎最後の卒業生を無事に送り出しました。春休みは通常より長めに設定し、生徒を引き連れての学校ごとの引っ越しを行いました。例年より10日遅れで4月17日に開校式と始業式、翌18日に入学式を行い新たな学校生活がスタートしました。学内の日常の当たり前のルーティンや学校行事も大きく変更しました。特に寮で生活していた生徒は生活サイクルが一変し苦労があったと思います。

 新しくも慣れないその環境の中で生徒たちはよく順応してくれたと思います。移転の前に何度も「壮大な修学旅行のように」を繰り返し伝え、「変化を恐れることなく楽しもう」と言っていましたが、それは生徒だけでなく我々教職員にも大切なことでありました。先行きの読めない時代に生きていく上で最も大切な心構えです。これがあったからこそ全国に例を見ない大事業を遂行できていると思います。

 しかしこれは我々の思いだけではできませんでした。保護者をはじめとする多くの方々の理解と協力があってできたことです。また地域の方々の応援があってできました。それに報いるためにも作陽学園高校はさらに成長し発展していかなければいけないと強く思っています。2024年の作陽学園高校を楽しみにしていただきたいと思います。

     
















2023年10月30日月曜日

くらしき作陽大学翔陽祭に参加

  10月28日(土)29日(日)とくらしき作陽大学の学園祭である翔陽祭に本校生徒も参加しました。土曜日にはダンス部が聖徳殿でダンスパフォーマンスを行い、また日曜日には大学の体育館で男子サッカー部によるサッカー教室を行いました。その後生徒たちは模擬店などを楽しんでいました。生徒会の皆さん準備、片付け等ありがとうございました。


2023年10月28日土曜日

神輿

 秋祭りの神輿が学校に来てくれました。野球部の生徒と熱のこもった担ぎを見させていただきました。気さくに生徒に声をかけていただき、生徒たちも地域の方々に支えられているということを心強く思ったようでした。ありがとございました。








2023年10月9日月曜日

地区体育祭

 10月8日日曜日に富田地区体育祭に柔道部とともに参加しました。非常に幅広い年齢層の参加者がいること、4年ぶりであるにもかかわらず段取りが非常にスムーズなこと、小学生、中学生が本気で楽しんでいることなど、想像を超えた盛り上がりに圧倒されました。地域が子供たちを育て、地域の元気につながる実際を体感させていただきました。今回は柔道部のみの参加でしたが、来年はさらに生徒会なども含めさらに多くの生徒を参加させたいと思います。大変お世話になりました。ありがとうございました





2023年10月3日火曜日

修学旅行に出発

  本日作陽学園高校2年生が笑顔で修学旅行に出発しました。コロナ禍が明けやっと通常の修学旅行が返ってきました。新倉敷駅まで見送りに行きました。

 改めて感じたことは新しい作陽学園高校の利便性です。新倉敷駅集合でしたが、学校から駅まで歩いて5分余りで着きます。新しい校舎は山陽本線と新幹線が止まる新倉敷駅、山陽自動車道玉島インターチェンジ、2号線バイパスが2㎞内にある現代の交通の要所といえると思います。見送りに行きもうここから新幹線に乗っていくんだなと、利便性の良さを実感しました。

 久しぶりの通常の修学旅行です。いい経験を積んでもらいたいと思います。





2023年8月24日木曜日

倉敷イオンモールにて

8月23日にイオンモール倉敷で作陽学園高等学校イベントを開催しました。詳しくは「作陽Topics」にありますが、作陽学園生の学外での活動に頼もしさを感じました。いきいきと自分たちを表現する様子、子供たちに思いやりをもって接する姿は素晴らしいものがありました。また北澤さんの豊かな経験に基づいたトークや立ち振る舞いにも生徒は学ぶことが多かったと思います。 観覧してくださった方々、参加してくれた子ども達。またこの機会を与えて頂き準備をしてくださった方々に感謝いたします。ありがとうございました。

2023年8月21日月曜日

第3回オープンスクール

 第3回オープンスクールを8月20日(日)に実施いたしました。多くの中学生と保護者の方々にご来校いただきありがとうございました。作陽学園高等学校の本気度を感じて頂けたのではないかと思っています。

また今週にはイオンモール倉敷にてイベントを行い、今週末には清陵祭文化の部を実施します。作陽学園高校の本気をそれぞれの場で感じていただきたいと思います。


イベント情報(リンクあり)

8月23日(水)イオンモール倉敷1階セントラルコート 

サッカー部(13:10~)、音楽デザイン(14:10~)、ダンス部の(15:10~)

元日本代表北澤豪氏 トークショー11:00~ サッカー教室12:30~


2023年8月1日火曜日

ありがとうございました。

 7月30日日曜日に第2回オープンスクールを実施したところ、多くの中学生の皆さん、保護者の方々に参加して頂きありがとうございました。私自身も多くの質問を受け、新しくなった作陽学園高等学校に高い関心を持っていただいていると感じることができました。

第3回オープンスクールは入試制度等も含めさらに詳しい説明もする予定です。リピートしてきていただける方も、まだ参加できていない方もお会いすることを楽しみにしています。

2023年5月29日月曜日

PTA総会

 5月28日日曜日に作陽学園高等学校として初めてのPTA総会を開催しました。PTA新旧役員の皆さんをはじめ、出席して頂いた保護者の皆様方ありがとうございました。コロナ禍で3年間対面での開催ができませんでしたが、無事開催することができました。今年は学校行事が通常通りの開催となる予定です。保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 PTA総会校長挨拶

皆様こんにちは。作陽学園高等学校校長の野村です。本日は日曜日にもかかわりませずPTA総会に出席いただきましてありがとうございます。

新しい校舎での学校生活が始まり6週間が過ぎました。生徒たちはもとより、教職員もまだまだ不慣れなところがあり、使い勝手を確認しながらの6週間でした。設計の段階からいろいろと想定はしてきましたが、まだまだ調整が必要なこともあります。それぞれの季節になってみないとわからないこともあると思います。その都度善処していきたいと思います。

 在校生を引き連れての移転という他に例がない移転という大事業について御理解、ご協力を頂きまして、誠に感謝しています。上級生の保護者の皆様方にはお子様の引っ越しにも多大なお力を頂きまして本当にありがとうございます。1年生の保護者の方々につきましては、この新しい校舎での教育活動にご期待を頂き進学してきてくださいましたことに感謝いたします。この大事業に関わるタイミングで本校に在籍したことが、将来大きな財産となるよう様々な仕掛けをしていこうと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。


2023年4月19日水曜日

2023年度 入学式

 式辞

新しい校舎に暖かな日差しが射し、春爛漫の今日の良き日、作陽学園高等学校にご入学の皆さん、おめでとうございます。作陽学園高校を代表し、皆さんのご入学を心から歓迎いたします。また、皆さんを長年にわたり暖かく支えてこられた保護者や関係者の皆様方、本日は誠におめでとうございます。新しい制服姿に高校に進学したという実感がわいているのではないでしょうか。新入生の皆さんは、この入学式から高校生活の一歩を踏み出します。そしてこの入学式は作陽学園高等学校にとりましても歴史的な第一歩となります。

本校は昭和51930年に創設者松田藤子先生によって津山に創設されました。以来26千人余りの卒業生を輩出し、93年の歴史を築いてきました。その歴史を背負いながらも学校移転という全国でも例がない大きな挑戦を行いました。新入生の皆さんはこの作陽学園の歴史に残る移転初年度入学、玉島校舎入学1期生です。

この玉島校舎開校は、多くの方々の絶大なるご協力を頂き実現できた大変大きなプロジェクトです。非常に広いゆったりとした敷地に特徴のある専門的な施設の配置を計画し、この令和54月開校に向けて準備をしてきました。これほどの大規模の計画を立て実行したのは、作陽学園高等学校を大きく変え発展させるためです。本校は現在まで数々の実績を積み上げてきました。ストロングポイントであるスポーツ分野では、日本を代表する選手、世界で活躍する選手を輩出してきました。進学実績においても難関国立、私立大学への進学実績を上げるなど一定レベルの結果を上げてきました。これらの実績を打破し、さらに大きく発展しなければならないという思いから新施設の計画、倉敷玉島への移転と繋がりました。現在日本の経済は停滞していると言われています。社会が停滞していると保守的になりがちですが、作陽学園は積極果敢に移転という挑戦をする選択しました。変化すること、変化させることを恐れず挑戦するということが作陽学園高等学校の姿勢です。

作陽高校の校訓は「念願は人格を決定す 継続は力なり」というものです。念願とはその人が持っている夢や想いです。校訓を要約すると、夢や願いを持つことで人として成長し、努力を続けることができ、それがやがて自分の力となるということになります。君たちは、それぞれに夢や願いを持っていると思います。作陽高校で君たちの持っている夢、願いは実現可能です。そのためには今までの自分を変えること変わることを恐れず、積極果敢に攻めていくことが不可欠です。自分の夢、願いをここで今一度確認し、さらに強めて、将来に向けての気持ちを固めて攻めの姿勢で高校生活を始めてもらいたいと思います。そして作陽学園高等学校としての新しい歴史を作ってください。

新入生の皆さんのこれからの活躍を期待します。

 

2023418

 岡山県作陽高校学校 校長 野村雅之


2023年4月17日月曜日

作陽学園創立90周年記念事業 作陽学園高等学校 落成式・移転開校式

校長式辞・開校宣言

 暖かい日差しに緑が日に日に濃くなっていく今日の良き日、作陽学園高等学校の開校式を、多くのご来賓の方にご臨席賜り挙行できますことは、私たち教職員、また移転にあたりこの地に移動してきた在校生にとっても大きな喜びであります。

 現役生徒を伴っての学校移転という、全国に例を見ない大事業に取り組み、開校できますのも本日ご列席の皆様方をはじめ、多くの方々のご協力があってのことと感謝いたしております。ありがとうございます。しかしながら無事開校できたという喜びがあるものの、ここから学校として本当の成長をさせていかなければならないという使命感のほうが強く、大きく上回っています。

 私たちにはふたつの大きな使命があると考えています。ひとつめは多くの卒業生に母校の話題を提供し、現役高校生の活躍ぶりに会話の花を咲かせ、より誇りにできる高等学校になるということです。93年の歴史のある作陽学園高校は2万6千人もの卒業生がいます。その多くの生徒が巣立った創業の地を離れ、新たな場で教育活動を始めるということは、相当の結果を残していかなければならないという大きな責任があると考えています。生まれ変わる作陽学園高等学校の存在価値を、岡山県はもとより日本さらには世界にと、より強く示すことが必要です。本校の強みであるスポーツ面の活動をさらに活発にし、またこれからの時代をたくましく生き抜くために必要な知識や知恵の教育にも今まで以上に取り組み、確実に生徒を成長させていくという強い覚悟を持ち教育活動にあたります。

 もうひとつの使命は、地域の誇りとなる高等学校になるということです。学校教育は地域と連携し根差してこそ発展があると思います。新校舎の周辺の方々は、どんな学校なのか、どんな雰囲気なのかとても興味を持っていただいているとお聞きしています。本校の建学の精神は「大乗仏教に基づく豊かな人間性の涵養」であり、利他の心の育成に力を注いできました。世のため人のため社会貢献できる人材の輩出を願い、地域貢献の実践を行っていきたいと考えています。地域の方々にもいち早く誇りを持っていただけるような学校になる強い想いを持ち学校運営を行っていきます。

 以上の使命を胸に生徒と共に成長し続ける、そのための努力を継続する、「念願は人格を決定す 継続は力なり」の校訓を作陽学園高校として実践することを誓い、ここ倉敷玉島の地に作陽学園高等学校を開校することを宣言します。


2023年4月16日日曜日

いよいよ始まります。

  4月17日月曜日に「創立90周年記念事業 作陽学園高等学校 落成式・移転開校式」が行われ、その後に始業式を行い、いよいよ倉敷市玉島校舎での教育活動が始まります。通常より10日遅れて始業式となります。学校自体の引っ越しもありますが、生徒自身の宿舎への引越し、また教職員自体の引っ越しもあり、やっと落ち着いてスタートできるところまで来ました。学食の方も準備が整い、今晩から本格稼働となります。

 部活動の生徒は先行して活動を始めており、1か月前にはなかった活気が出てきています。18日火曜日に入学式を行い、19日から全学年が揃っての作陽学園高等学校が始まります。より一層の活気が楽しみです。
















2023年3月31日金曜日

3月31日

 2023年3月31日岡山県作陽高等学校として最後の日です。写真を撮りながら校内を回ると、いろいろな思い出が蘇ります。
























高校3年間を過ごした卒業生の思いもしっかりと引き継ぎながら作陽学園高等学校として前に進みます。