2019年12月28日土曜日

令和元年末に

 12月27日をもちまして作陽高校の通常業務は終了しました。令和元年がもうすぐ幕を閉じますが、平成という言葉がずいぶん昔のように感じています。時は刻々と過ぎていくのだなと特に師走の時期は感じます。
 年がわりというのは大きな「節目」です。節目とは物事の切れ目や区切りという意味ですが、生きていく中で節目は大きな意味を持っています。節目があるからけじめをつけられるのです。節目でそれまでを反省をし、目標を再確認し、それからの計画を立て実行していくことが大切なのです。「一年の計は元旦にあり」という言葉の通り、その一年に何をすべきか考えることはとても大切なことです。
 生徒の皆さんはまずこの年末に、一年間でやり残したことや悔いが残るようなことはなかったか振り返ってください。やり残したことをそのままにしないでください。悔いは次にいかせば反省になります。令和2年の宿題として必ずやり遂げてください。
 令和2年に皆さんがさらに飛躍できるよう祈念いたします。

2019年12月7日土曜日

再会

 中学校時代にお世話になった先生と思いがけずお会いすることができました。中学校3年生の時に部活動を中心に1年間お世話になった先生です。高校卒業後その地を離れたため、ほとんど話す機会がなかったのですが、つい先日偶然お会いし話をすることができました。若々しい先生の姿に会った瞬間に40年ほど前にさかのぼり、当時の記憶が戻って来たと同時に懐かしさがわき上がり、帰宅後埃のかぶった卒業アルバムを思わず開いてみました。
 今と全く時代は違うものの自分の学生時代の思いがよみがえり、考えてみるとすっかり教師として学校を見ている今の自分の思いとのギャップが知らず知らずのうちに広がっていることに気づき驚きました。またその恩師がいまだに当時の生徒と連絡を取り合っていると聞き、教師として羨ましくも思いました。
 最近では教師志望の学生が減り、採用試験の倍率も低くなっているということも言われています。教師は長きにわたり人とのつながりを作っていく仕事だと思います。別れ際に先生が「身体に気をつけて、頑張れよ。」と声をかけてくれました。いつまでたっても先生は先生でした。ありがとうございました。