2019年1月19日土曜日

未来

 先日サッカー日本代表が、アジアカップグループステージを突破し、決勝トーナメントにコマを進めました。第3戦に作陽高校出身の青山敏弘選手がキャプテンマークをつけて堂々とプレーをしていました。それ以外にも、以前私がU-17日本代表や日本高校選抜で指導した選手が何人かプレーをしていました。彼らは高校生のころも当然素晴らしい選手ではありましたが、その時点ではそれ以上に優れた他の選手もいました。青山選手も高校1年のころは、まさか日本代表に、ましてやゲームキャプテンを務めるとは想像もできませんでした。運も味方につける程の努力があって今につながっているのだと思います。
 未来は誰も断言できるものではありません。できることは今を一生懸命することだけです。
 今日、明日はセンター試験です。自分が継続してきたことを信じ、最後まで集中力を切らさずに力を出し切ってもらいたいと思います。

 念願は人格を決定す 継続は力なり

2019年1月7日月曜日

平成最後の年

明けましておめでとうございます。

 いよいよ平成最後の年になりました。次の年号発表まで4カ月です。どのような年号になるのでしょうか。
 私が作陽高校に赴任したのは、平成元年でした。まだバブル経済が続き、第2次ベビーブームの子供たちがちょうど高校生になるころでした。作陽高校赴任何年目ですかと尋ねられた時には、平成と同じですと簡単に答えることができました。赴任すると同時に、当時最先端であったノートパソコンを購入しました。その後30年で時代は大きく変わりました。世界中の人々と容易に携帯電話やインターネットでつながることができ、容易にいろいろな擬似体験ができるようになりました。30年前には空想の世界でしかなかったことが、現実となっています。30年前と仕事の内容やスピード感が全く変わっています。
 これからの30年はどのような時代が待っているのでしょうか?
 これからは新しい時代を取り込むことはもちろんですが、こういう時代だからこそ普遍的に必要な人間性人間力がより重要になってきます。「世のため、人のため」に力を発揮できる人物を輩出する作陽高校であり続けたいと思います。

 本年もよろしくお願いいたします。