2023年12月28日木曜日

激動の2023年(令和5年)

  2023年は作陽学園高校の歴史に記すべき1年間でした。1月から津山で通常の学校運営を行いながら移転・引っ越し業務が本格的に始まり、それと同時に移転後初の入学生に向けての入試をくらしき作陽大学で行いました。3月には津山校舎最後の卒業生を無事に送り出しました。春休みは通常より長めに設定し、生徒を引き連れての学校ごとの引っ越しを行いました。例年より10日遅れで4月17日に開校式と始業式、翌18日に入学式を行い新たな学校生活がスタートしました。学内の日常の当たり前のルーティンや学校行事も大きく変更しました。特に寮で生活していた生徒は生活サイクルが一変し苦労があったと思います。

 新しくも慣れないその環境の中で生徒たちはよく順応してくれたと思います。移転の前に何度も「壮大な修学旅行のように」を繰り返し伝え、「変化を恐れることなく楽しもう」と言っていましたが、それは生徒だけでなく我々教職員にも大切なことでありました。先行きの読めない時代に生きていく上で最も大切な心構えです。これがあったからこそ全国に例を見ない大事業を遂行できていると思います。

 しかしこれは我々の思いだけではできませんでした。保護者をはじめとする多くの方々の理解と協力があってできたことです。また地域の方々の応援があってできました。それに報いるためにも作陽学園高校はさらに成長し発展していかなければいけないと強く思っています。2024年の作陽学園高校を楽しみにしていただきたいと思います。