新年度が始まり、1ヶ月が経ちました。4月は新型コロナウイルス感染症対応のため、やむなく始業式、入学式を約2週間遅らせる日程に変えました。そのため学校生活がなかなか落ち着きませんでしたが、5月に入り感染症対応も落ち着きました。今後も急な変更がある可能性もありますが、今年度の3年生は高校入学からコロナ禍という学年だけに「withコロナ」という観点で学校行事等もできるだけ実施していきたいと思います。また1年生は生活が大きく変わるタイミングでの日程変更となり、環境の変化への対応が大変だと思います。GW明けからペースを上げつつ、学習面・部活動にと自分のリズムを確立していってもらいたいと思います。
作陽高校は今年度が津山での最後の一年となります。作陽学園は、昭和5年に開校して以来、津山で教育活動を行ってきました。今から26年前の平成8年に作陽音楽大学、作陽短期大学が倉敷市玉島に移転したのに続き、高校も来年度から玉島に移動して教育活動を行うこととなります。現代日本の社会情勢には様々な問題が含まれていますが、それらを起因としてくらしき作陽大学と連携しやすい玉島への移転となります。現在も日常の教育活動と並行して、移転の準備が着々と進んでいます。進捗の状況は、作陽トピックス、その2にてお知らせしたいと思います。
大きな事業を高校は控えていますが、当然ながら最優先すべきことは各在校生の将来のため一日一日すべきことをしっかりと取り組ませることです。特に3年生は歴史ある津山校地最後の卒業生となります。先輩たちの想いも背負い、この1年でさらに成長してもらいたいと思います。