2021年1月22日金曜日

校外行事

 コロナ禍の中ではありますが、 1月21日に1年生のスキー実習を実施しました。天候にも恵まれ、薄着でも過ごせるような中でスキーを行うことができました。今年度は休校措置をとり、また長期休暇の後には分散登校の期間を設け、学校行事もなかなか実施することができなかったため、1年生にとっては、学年全体で動く初めての大きな行事でありました。生徒の普段見ることができない笑顔をみることができ、私自身もとても幸せでした。

 実習場所である恩原高原スキー場は、私が作陽高校に赴任したころはスキー場まで2時間以上かかっていたと思います。現在では道路も整備され、ほぼ片側1車線の道幅となり運転も楽になりました。気候も変わり以前より積雪が少なくなり、当日も道路に雪もなかったため1時間ほどでいくことができました。30年ほど前はスキー場へは苦労していくものであると思っていましたが、便利になりました。しかしその反面、異常気象による毎年のように起こる雪不足に不安を抱きます。ウインタースポーツは生涯楽しめる趣味になりえます。身近に行うことができる環境はありがたいと思います。

 用具の進化のせいか、以前と比較すると生徒の上達は早いように思えます。午後には初心者の生徒でも中級者コースまで上がって滑っていました。閉校式の後には、本当に楽しかったという声も多く聞こえました。2月には2年生のスキー実習も計画されています。2年生の皆さんは、ゲレンデコンディションがいい状態であることを祈りつつ、楽しみにしていてもらいたいと思います。