2019年12月28日土曜日

令和元年末に

 12月27日をもちまして作陽高校の通常業務は終了しました。令和元年がもうすぐ幕を閉じますが、平成という言葉がずいぶん昔のように感じています。時は刻々と過ぎていくのだなと特に師走の時期は感じます。
 年がわりというのは大きな「節目」です。節目とは物事の切れ目や区切りという意味ですが、生きていく中で節目は大きな意味を持っています。節目があるからけじめをつけられるのです。節目でそれまでを反省をし、目標を再確認し、それからの計画を立て実行していくことが大切なのです。「一年の計は元旦にあり」という言葉の通り、その一年に何をすべきか考えることはとても大切なことです。
 生徒の皆さんはまずこの年末に、一年間でやり残したことや悔いが残るようなことはなかったか振り返ってください。やり残したことをそのままにしないでください。悔いは次にいかせば反省になります。令和2年の宿題として必ずやり遂げてください。
 令和2年に皆さんがさらに飛躍できるよう祈念いたします。

2019年12月7日土曜日

再会

 中学校時代にお世話になった先生と思いがけずお会いすることができました。中学校3年生の時に部活動を中心に1年間お世話になった先生です。高校卒業後その地を離れたため、ほとんど話す機会がなかったのですが、つい先日偶然お会いし話をすることができました。若々しい先生の姿に会った瞬間に40年ほど前にさかのぼり、当時の記憶が戻って来たと同時に懐かしさがわき上がり、帰宅後埃のかぶった卒業アルバムを思わず開いてみました。
 今と全く時代は違うものの自分の学生時代の思いがよみがえり、考えてみるとすっかり教師として学校を見ている今の自分の思いとのギャップが知らず知らずのうちに広がっていることに気づき驚きました。またその恩師がいまだに当時の生徒と連絡を取り合っていると聞き、教師として羨ましくも思いました。
 最近では教師志望の学生が減り、採用試験の倍率も低くなっているということも言われています。教師は長きにわたり人とのつながりを作っていく仕事だと思います。別れ際に先生が「身体に気をつけて、頑張れよ。」と声をかけてくれました。いつまでたっても先生は先生でした。ありがとうございました。

2019年11月12日火曜日

海外で

 本校サッカー部3年生森田美紗希さんがメダルを見せに来てくれました。U-19日本女子代表の一員としてタイで金メダルを得て帰ってきました。これで日本女子代表チームとしては来年の「FIFA U-20女子ワールドカップ2020」の出場権を得ることができました。森田選手はコンスタントに試合に出場し、優勝に大きく貢献したようです。W杯は卒業後となりますが、活躍を楽しみにしています。
 
 本校を4年前に卒業した影山玲央選手が学校に訪ねてきてくれました。すっかり大きくなって、というのも高校1年生のころは今より30cm近く小さかったのです。卒業してからさらに大きくなっていて驚きました。身体だけではなく、卒業後ブラジル、ドイツと単身でサッカーでプロになるために苦労してきたということで、人間的にも大きくなったように感じました。これからも挑戦していく様子を応援したいと思います。
 
 作陽高校の卒業生がスポーツ分野を中心に、いろいろな分野で海外で活躍しています。後輩たちの良い刺激となるよう、これからもさらに大きく羽ばたいてもらいたいと思います。

 

2019年11月7日木曜日

がん教育とは

本日11月6日(水)に学校保健の研修会がありました。「みんなで取り組むがん教育」という演題で、講師として岡山大学病院血液・腫瘍内科助教の西森久和先生に来ていただきました。
 がん教育とはというそもそもの定義から始まり、岡山の実際、さらに具体的な授業の進め方まで盛りだくさんの内容を分かりやすく説明していただけた研修でした。一生のうちに、おおよそ2人に1人は何らかのがんにかかるといわれている身近な病気になっています。この病気を通じて様々な角度から学びができるということがよくわかりました。また西森先生のテンポの良いプレゼンテーションに内容とともに感心をしました。
 がん教育というのはとても広範囲の分野が関わっているものであり、自分自身を見つめ直すきっかけにもなると思いました。
 西森先生の貴重なお話をしていただき感謝いたします。ありがとうございました。

2019年11月5日火曜日

「ふるさと作州のつどい」ご参加ありがとうございました。


 「ふるさと作州のつどい」に出席していただいた作陽高校同窓生の皆さん、ありがとうございました。令和元年114(/休)に「ふるさと作州のつどい」が開催されました。これは関東在住の美作地域一市五町(津山市・鏡野町・勝央町・奈義町・久米南町・美咲町)の出身者やゆかりのある方々との交流を深めるためののものです。懐かしい顔ぶれに昔話や近況報告に花が咲きました。
 私自身も来賓として挨拶をする機会をいただきました。作陽高校のストロングポイントの一つに活発な運動部活動があります。それを活かして交流人口の増加を狙うスポーツツーリズムの作州の可能性についてなどをお話をさせていただきました。
 「ふるさと作州のつどい」は3年に1度ですので、来年は作陽高校同窓会関東支部としてのつどいをさらに大勢に集まってもらえるように考えたいと思います。さらに多くの方々とお会いできることを楽しみにしています。

2019年11月2日土曜日

人との出会い

 昨日作陽高校ゴルフ部の出身である渋野日向子選手がニュース番組で単独取材に応じていた様子が放送されていました。また、その中で「出会いに感謝している」という言葉が印象的でした。その出会いが私の人生を変えたと話していました。
 考えてみれば、私たちは生まれてまず親と出会い、次に身近な人と出会い、徐々に出会いの幅を広げいていきます。その瞬間には気づかなくても、それぞれの出会いが後になって人生の大きなターニングポイントになっていたということに、年齢を重ねると気づくようになります。私自身も出会いがとても大切なものである最近になって改めて思うようになっています。
 渋野日向子さんはまだ21歳ですが、ゴルフの実力だけではなくコメント力含めて素晴らしい表現力も兼ね備えていると昨日のニュースを見て再認識しました。表現力というよりは、内面にある人間性がにじみ出ているのを私たちが感じ取っているのだと思います。人との出会いを大切にしているからこそ、成長し続けているのだろうなと思います。
 私も元気をもらいました。ありがとうございます。
 
 

2019年10月18日金曜日

竹内京子先生ピアノクリニック&ミニコンサート

 くらしき作陽大学学部長竹内京子先生がレスナーを対象にクリニックとミニコンサートを開催します。11月19日(火)に作陽高校西館音楽棟にて行います。
 昨年本校のミュージックコース吹奏楽系の生徒の授業を持っていただき、全く素人の私にも違いがわかる講義と実演をしていただきました。素晴らしいと感させるものには必ず理由があるということを短時間の中で理解、納得をさせられました。
 今回はレスナーを対象にということですが、本校の生徒はその様子を間近に見ることができます。この貴重な機会を自分の演奏技能向上のためにいかしてもらいたいと思います。

2019年10月15日火曜日

「ムソクネ」って何?

正解はある本のタイトルです。
 作陽高校出身の卒業生が出した自叙伝です。スプレーアートという新しい分野で活躍する山本剛之君が書いた本です。スプレーアートを仕事にするまでに至った経緯や苦労、思いを書いた本です。そこにも書いてありましたが、おそらく彼自身も10年前にはこんな人生が待っているとは思っていなかったと思います。私もまさかこんな分野で活躍するとは思いませんでした。(詳しくは本を読んでください。)

 本を読み始めてあっという間に読み切ってしまいましたが、運命的な転機があり、また努力がありと卒業生ではありますが、非常に元気づけられました。壁にぶつかったときや悩んだときに参考にすべき本だと思います。これからの活躍も楽しみにしています。

 山本君、来年の清陵祭文化の部に来てください。

さらに詳しくは「OB・OGのお元気ですか?」へどうぞ。
山本君が寄稿してくれました。ありがとうございました。

2019年10月9日水曜日

続 くらしき作陽大学翔陽祭

 くらしき作陽大学翔陽祭が残念ながら中止となってしまいました。台風19号が週末に最接近するということで中止を決定しました。昨年は作陽高校の吹奏楽部や音楽デザイン系など音楽部門を中心に翔陽祭に参加させてもらいました。今年度はさらにスポーツ分野もも加えて参加させてもらえるということで準備もしていました。
 翔陽祭1日目の10月12日土曜日に小学生向けのサッカー教室を計画していました。それに参加予定をしていたお子さんの保護者から、子どもが楽しみにしていたのにという声をいただきました。聞くところによると練習着も新調して張り切っていたということでした。今回はやむを得ず中止となりましたが、サッカー教室やフットサルクリニックなどはこれからも計画していくと思います。楽しみにしておいてもらいたいと思います。
 吹奏楽部や音楽デザイン系もそれぞれ準備をしていました。我々のアクションに対して喜んでもらえる人がいて期待をしてくれている。それをすることによって笑顔が増え、少しでも元気になってもらえる人がいる。こんな幸せなことはないと思います。このような機会を用意していただいたことに感謝するとともに、さらにいろいろな活動の場を広げていきたいと思います。

2019年9月25日水曜日

くらしき作陽大学翔陽祭

 昨年からくらしき作陽大学の学園祭「翔陽祭」に作陽高校の生徒も参加させてもらうようになりました。昨年は吹奏楽部と音楽デザイン系のバンドが参加させたもらい、いい経験を積ませていただきました。10月12日(土)13日(日)に開催される今年度は、音楽系に加えて、サッカー部の男女とも参加させてもらえるようになりました。
 12日(土)は女子部が午前中に「なでしこ広場」という小学生を対象としたサッカー教室を行います。13日(日)は男子部が午前中に中学生を対象に「フットサルクリニック」を行います。両日とも午後には「フットサル道場破り」と称してそれぞれ女子部・男子部と自由参加形式で勝負をするというものです。ぜひ腕(足)試しをしてみてください。
 音楽系の生徒も発表の場をいただき、張り切っています。くらしき作陽大学翔陽祭でお会いできることを楽しみにしています。

2019年9月17日火曜日

「ふるさと作州のつどい」関東在住作陽高校同窓生の皆様へ

ネット申込
令和元年11月4日(月/休)に「ふるさと作州のつどい」が開催されます。これは美作地域(津山市・鏡野町・勝央町・奈義町・久米南町・美咲町)出身者やゆかりのある方々との交流を深めるために行われるものです。3年ぶりの開催だそうですが、今年は私も参加することにしています。
 多くの作陽高校卒業生が関東で活躍しています。作陽高校同窓会関東支部の皆様方も事あるごとに熱心に活動してくれています。しかしながら世代を超えて交流する機会が少ないのが現状です。そこでこの機会に私も参加し、作陽高校のネットワークも幅広く、そして強めたいと思っています。
 懐かしい昔話やそれぞれの近況報告、また母校の現状などいろいろな話ができればと思います。美作地域出身者だけではなく、作陽高校にゆかりのある人であればだれでも参加できます。また美作地域の他校の出身者も集まりますので、懐かしい話が多くの人とできると思います。さらに「昨秋のつどい」終了後に作陽高校の同窓生や関係者のみの集まりも計画中です。
 申し込みについては、HPリンク「ふるさと作州のつどい」の参加申込ができます。現在はインターネット申し込みができるようになりました。ご不明の点は、作陽高校(0868)23-2188にお問い合わせください。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

2019年9月3日火曜日

初めての経験

 清陵祭でにぎやかだった校舎内が、今はいつもよりやけに静かに感じる今日の放課後です。
 9月1日(日)に文化の部、9月3日(火)に体育の部が多くの人のご協力で無事に行うことができました。特に体育の部では直前まで天候がはっきりせず、実施なのか延期なのかと準備が難しい状態でした。しかし当日は「まさかの晴れ」となり、開始時間は遅れたものの雨による外での練習不足を感じさせない体育祭の内容だったと思います。
 そして閉会式の私のあいさつの直前からポツリポツリと雨が降り出し、私の閉会の挨拶を短く切り上げた途端、瞬間でびしょ濡れになる程の雨となりました。令和元年の清陵祭は校舎内に戻ることもできないくらいの豪雨で終わるという結末でした。天気予報ではグランドでほぼ不可能と予想していた中での晴れ間でできたことに感謝したいと思います。 
 ご観覧いただいた方々には作陽高校の元気さを感じていただけたのではないかと思います。ここで発揮したパワーをこれからの学校生活にいかしてもらいたいと思います。
 清陵祭開催に当たり多くの保護者、関係者にご協力いただき感謝いたします。ありがとうございました。

2019年8月31日土曜日

清陵祭

 この週末から来週にかけて清陵祭本番となりました。作陽高校が一番活気にあふれる時です。生徒の皆さんはただ単に楽しむだけではなく、多くの人とコミュニケーションをとり、友達とともに協同して物事を作り上げる。また人をまとめる、人とまとまることを体感してもらいたいと思います。
 お客様も多く来られます。作陽高校の活気を楽しんでもらえるよう「おもてなし」の気持ちでお迎えしてください。清陵祭こそ人間性、人間力を磨くのに最適な機会はありません。楽しみつつ自分を磨いてもらいたいと思います。

 保護者の皆様をはじめといたしまして、清陵祭に参加していただきます方へ感謝申し上げます。清陵祭文化の部、体育の部と生徒は一生懸命準備をしてまいりました。この期間で作陽高校の元気さを感じてください。生徒とともに
楽しんでいただきたいと思います。

2019年8月26日月曜日

「転んでもただでは起きない」

 8月24日(土)に卒業生の青山選手が所属しているサンフレッチェ広島対大分トリニータの試合があり観戦に行きました。青山選手の試合を生観戦するのは久しぶりです。青山選手は今年の1月17日に行われた日本代表戦のフル出場を最後に半年にもわたり怪我と闘ってきました。8月に入りフル出場ではないものの安定して試合に出場するようになってきてので、久しぶりにプレーを見たくなりスタジアムに行き観戦しました。試合結果、内容よりも青山選手が元気にプレーをしている姿を見て安心すると同時に、たくましさを感じました。
 青山選手は、当たり前のように行う人一倍の努力と反骨心で成長してきた選手です。これまでも何回もけがで長期の離脱を経験してきました。その度にひとまわり選手としても人間としても大きくなってきたと思ってきました。今回も今まで同様にひとまわり成長したように感じました。翌日に同カードのトレーニングマッチも行われた中で作陽の後輩の伊藤選手が出場しました。後輩に対する立ち振る舞いに自然体の気遣いがあり、懐の深さとあたたかさを感じました。
 数年前の3月に卒業生に対してメッセージを送ってくれたことがあります。3年生に丁寧な言葉を伝えてくれた最後に「転んでもただでは起きない」という言葉を贈ってくれました。まさしく青山選手はその思いを持ち続けて今もプレーし続けているのだなと再認識できました。
 どんな分野でも失敗や困難に立ち向かわなければならない場面は必ず起こります。その困難にどう立ち向かうかが、その後の自分の成長に大きな影響を与えます。またその立ち向かう姿が周囲の人に元気を与えてくれます。そんな存在となることを目指していきたいと思います。

2019年8月20日火曜日

調理部の皆さんありがとうございました。

 仕事中に教務室に「失礼しまーす」と女子生徒の声。調理部がクッキーを作り、先生たちに持ってきてくれました。ステンドグラスクッキーを選び、早速コーヒータイムにしました。クッキーの中にカリッとした飴の食感があり、大変おいしく頂きました。

 調理部の皆さん、ありがとうございました。次も期待します。またよろしくお願いします!

2019年8月19日月曜日

作陽高校同窓会

 8月18日(日)に毎年恒例の作陽高校同窓会懇親会が行われました。作陽高校への熱い思いをしっかりと感じることができました。
 特に今年はゴルフ部OGの渋野選手の話で持ちきりでした。学校にあった全英オープン優勝の山陽新聞の号外を十数部持って行ったところ、あっという間になくなってしまいました。学校に戻り号外をかき集め、再度配布させていただきました。後輩の活躍、現役生の活躍が2万5千人もの同窓生に元気を与えるのだと再認識しました。
 今日から進学補習が再開し、もうすぐ2学期が始まります。清陵祭も目前です。積極的な取り組み、活気ある日々がすべての基本だと思います。気持ちの準備をしっかりとして、2学期を迎えましょう。

2019年8月16日金曜日

卒業生の活躍

 先日、サンフレッチェ広島の青山選手から写真が送られてきました。サッカー天皇杯3回戦でツエーゲン金沢の山本選手とOB対決をしましたということでツーショットを送ってくれました。
 青山選手は今シーズンは怪我に苦しみ、やっと今月に入って試合に出場が出ることができるようになってきたところです。今年1月に日本代表としてアジアカップに出場してから、怪我と闘ってきました。しかし青山選手は今回だけではなく今までも大きな困難を乗り越えてきました。そのたびにひとまわり大きくなって戻ってきました。これからさらにベテランとしての存在感を示してくれると思います。
 山本選手は本校サッカー部の夏の金沢遠征に激励に来てくれました。試合・練習の合間にわざわざ訪れてくれました。
 こういう先輩たちの頑張りが後輩たちの励みになります。ありがとうございます。これからの活躍を楽しみにしています。

2019年8月9日金曜日

関東在住の作陽高校卒業生へ

 作陽高校は創立90年目を迎え、約2万5千人の卒業生がいます。ご存知のように、先日ゴルフ部OG渋野日向子さんが世界から注目される偉業を成し、東京五輪の活躍も期待されているところです。他種目でも柔道の長澤選手や男女サッカーからも東京五輪を狙える位置にいる卒業生がいます。またスポーツ面のみならず、多方面においても活躍している卒業生が多くいます。
 その中には、作陽高校を卒業して関東地方に定住し帰省がなかなかできない方も多くいると思います。また県外から作陽高校に進学し、その後に同窓の仲間と会う機会がない方々も多くいるのではないでしょうか。
 この度、津山市が「ふるさと作州のつどい」を11月4日(月)に開催すると聞き、この機会にぜひ関東在住の作陽高校卒業生が集まることができないかなと思い、私も参加することにしました。たわいもない昔話や現在の活躍の様子、また作陽高校の近況報告などいろいろな話で盛り上がりたいと思います。美作地区出身者だけではなく、作陽高校にゆかりのある人であれば参加できますし、他校の出身者も集まりますので、懐かしい話が多くの人とできることを楽しみにしています。
 詳細については「ふるさと作州のつどい」HPリンクをご覧ください。または作陽高校までお問い合わせください。0868-23-2188

2019年8月5日月曜日

新たな歴史

 卒業生の渋野日向子が、世界が驚く新たな歴史を作りました!

 ゴルフ部OGの渋野さんが自作自演したかのような最高のドラマを全英オープンで披露してくれました。
 海外での初の試合で、世界的には全く無名の選手が初出場で初優勝を飾りました。当然、大会自体も最後は強豪選手が競り合うという決して楽な優勝ではありません。普通のアスリートならば心が折れてしまうだろう困難な状況でも、積極的に攻め事態を好転させるということを何回もしてくれました。20歳の若者のどこにそんな強さがあるのかと驚かされました。
 また人の目を全く気にしないで堂々と自然体でふるまう姿勢と、それでいて好感のもてる素直さを両立させる素のバランスの良さは計算してできるものではありません。すべてを味方につけてしまう不思議な力を身につけているのが、渋野さんだと改めて感じました。

 ゴルフ部だけではなく、すべての後輩たち、さらには作陽高校の同窓生すべてに元気と勇気を与えてもらいました。我々教職員も負けじと頑張ります。ありがとうございました。
国内初優勝お祝いの席 この時はまさか優勝なんて…

2019年7月31日水曜日

沖縄インターハイ

 スケジュール上、全行程に帯同はできませんでしたが、男子沖縄インターハイに行ってきました。結果的にはサッカー部男女とも思うような勝ち上がりができませんでしたが、次につなげられる材料を見つける大会としてもらいたいと思います。この後に柔道競技のインターハイがあります。また明日からはフットサルの全国大会があります。作陽生の熱い夏はまだまだ続きます。
 教員になってから海外も含めいろいろな所に行きました、以前からそうでしたが、特にここ数年は行く先々の歴史的背景やその地域の文化などを知りたいと強く思うようになりました。当前沖縄も今までに何度も訪れる機会がありましたが、久しぶりに行き刺激を受け、考えさせられることも多くありました。校内で本校の生徒に伝えようと思いますが、安心して生活でき、集中して学習や部活動に励むことのできることがいかに幸せなことであるか感じました。
 また普段見ることのできない南国の景色に感激すると同時に、観光県であるからか現地の人々の温かいホスピタリティーに感動しました。その部分においても非常に学ぶべきものが多くありました。多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。







 

2019年7月22日月曜日

接戦

 作陽高校硬式野球部の夏の大会が終了しました。13回タイブレークまでもつれこんだ接戦の末に敗れてしまいました。
 しかし1回戦も2回戦も決して楽な試合ではなかった中で、接戦を制しての勝ち上がりは感心させられました。本番の試合でもチームは成長します。特に緊張感の高い試合は得るものがより大きくなります。応援しているわれわれが、心が折れそうになるような場面でも勇敢に挑んでいたように見えました。敗戦は残念であると思いますが、たくさん感動をもらえた3試合でした。
 特に3年生はひとりひとりいろんな思いはあるでしょうが、チームとしてしっかりと闘うことができた夏の大会ではなかったかと思います。この経験を次につなげていってもらいたいと思います。
 また応援いただいた皆様方に感謝いたします。ありがとうございました。
 
 

2019年7月9日火曜日

1学期が終わります

 令和元年の1学期がほぼ終わろうとしています。生徒の皆さんにとってどのような1学期だったでしょうか?
 高校3年間は長いようで短いものです。しかもその3年間のうち、学校に通うのは1000日足らずしかありません。1日1日をどのように使うかで大きな差が出ます。この1学期を振り返って、「もったいない」日が無かったでしょうか?
 年齢を重ねれば感じるようになりますが、時間というものはなくなる一方で、増えることはありません。今という時間を大切に自分の成長のため、社会のために有効に使ってもらいたいと思います。
 
 話は変わりますが、ゴルフ部OGの渋野日向子さんが2回目の優勝をすることができました。ゴルフ界の歴史に残る素晴らしい快挙です。先日、1回目の優勝の祝賀会で会った時もトレードマークのとびきりの笑顔で私自身も元気をもらいました。多くの方々から祝福の言葉をいただいていました。
 でも昨年の今頃には、このような結果を残すという絶対的な確信はなかったのではないでしょうか。自分への期待や不安やいろいろな気持ちがあったのではないでしょうか?未来は何が起こるかわかりません。できることは「今」を一生懸命やることだけです。「今」の積み重ね、1日1日の積み重ねが大切なのです。渋野さんはそれをやってきたからこそ今があり、未来につながっていくのです。
 1学期を振り返り、いい締めくくりをして次にいかしてください。

2019年6月11日火曜日

卒業生の活躍


 5月12日に作陽高校女子ゴルフ部OGの渋野日向子選手(RSK山陽放送所属)が、国内メジャー大会でプロ初優勝を飾りました。その初優勝を祝う会が、昨日6月10日(月)に盛大に行われました。それに出席させていただき、渋野さんは本当に多くの方々に応援していただいていることを実感し、常に明るく周囲の人に元気を与える素晴らしい力の持ち主であると再確認しました。渋野選手の前向きな気持ちが渦となり、渋野選手の周りの人々を巻き込みさらに大きな渦となりつつあるようなイメージを感じました。

 さらなる活躍を期待するとともに、確信をしています。これからも笑顔で頑張ってください!

2019年6月3日月曜日

まず一歩から

 6月2日(日)に新見市神郷温泉グランドで芝生の植え付け作業が行われました。これは日本サッカー協会のグリーンプロジェクトの一環で、グランドに天然芝を植え付けるというものです。地元の方々を中心に500名以上のボランティアの方々がいたと思います。市民の健康増進や地域の交流人口の増加を狙い、地域の活性化を目的として芝生が植えられました。多くの思いがこもった芝生が育つのではないでしょうか。
 新見には人工芝のグランドが以前からあり、本校サッカー部も大変お世話になってきた経緯があります。今後も交流人口増加のために何かご協力できればと思い、当日の開会行事に出席をさせていただきました。
 3ヶ月後には緑が生えそろうということでした。ドライブがてら時々成長の様子を見に行きたいと思います


2019年5月27日月曜日

ミュージック講習会

 ミュージック講習会に多くの中学生が参加してくれました。午前中のレッスン、午後からのミニコンサートに続いて、私も「観察力」をテーマにしてお話しをさせていただきました。部活動だけではなく、日常生活にちょっと活かすことができる内容を準備したつもりです。何かのヒントになったら幸いです。
 講習会後に提出してもらったアンケートも読ませていただきました。ミュージック講習会に意欲を持って取り組み、積極的に学びとろうとしている様子が読み取れ、私自身が元気をいただきました。ありがとうございました。
 参加した皆さんの熱心な姿勢に感心をした一日でした。またお会いできる日と楽しみにしています。

2019年5月8日水曜日

OBからの近況報告

 今から5年前に卒業した生徒から、近況報告のとても丁寧な手紙をいただきました。地元で中学校教員として英語を教えているということでした。
 
 在校中から頑張り屋の前向きな生徒であったと思っていましたが、卒業後の取り組みや将来への想いが堂々と丁寧に綴られており、非常に感心し頼もしく思えました。以前は教え子であったものの、現在は同業者として我々ももっと頑張らなければいけないと教えてくれたように思います。後輩である現役の生徒にも頑張っている先輩として紹介させてもらいます。

 卒業生の皆さん、活躍の様子を母校に伝えてください。後輩たちに夢と希望を与えてもらいたいと思います。
 
 

2019年5月6日月曜日

史上初の10連休が終わります。

 明日から通常の学校生活が始まります。

 10連休を生徒の皆さんはどう過ごしたでしょうか?学習面に重きをおいた人、部活動に励んだ人等、それぞれ有意義な10日間だったでしょうか?
 年齢を重ねていくと時間が貴重なものということがわかります。時間は貯金のようにためることができません。その瞬間を最大限にいかさなければ、時は流れて行ってしまいます。この長期休暇をメリハリをつけて有効に過ごせたでしょうか?

 不規則な生活になりがちな長期休暇から、当たり前の日常生活への切り替えが必要です。新しい気持ちで明日からの学校生活に取り組めるよう準備をしっかりしてほしいと思います。

2019年5月1日水曜日

令和初詣

 「令和」元号が変わりました。
 令和の時代の無事と平安を祈願しに美作国一宮である中山神社に参りました。中山神社は国や津山市に指定を受けている貴重な文化財のある非常に歴史ある神社です。身近にありながら、その貴重さを知らない人が多いのではないかと思います。静けさの中に迫力があり、元気をいただける場所です。一度訪れてみてください。
 「令和」が人々にとって良き時代となりますように願います。

 

2019年4月24日水曜日

複雑な思い

 昨年西日本豪雨災害で大きな被害にあった真備町を昨日通りました。
 実は以前から真備町は頻繁に通ることがあり、私にとって親近感のある町でした。それだけに災害時の報道を見たときには大きな衝撃を受け、昨年の夏には生徒とともに何度かボランティアに参加させていただきました。
 そこで昨日ですが、小田川まで来たところ息をのむような景色に遭遇しました。川底の整備をした結果からか菜の花の黄色い川がはるか上流まで続いていました。水害の復旧のための整備からこのような景色になるとはと、複雑な思いになりました。
 時がたてば、状況は変わります。しかし忘れてはいけないこと、伝えなければいけないことを後世につなげていかなければと思います。

2019年4月22日月曜日

何年たっても

 4月21日(日)にサッカー天皇杯岡山県代表決定戦があり、RSK山陽放送の実況放送解説のためにシティーライトスタジアムへ行きました。決勝戦までコマを進めた三菱自工水島に多くの作陽高校サッカー部OBが出場し、プレーをしていました。残念ながら天皇杯本戦の出場権を得ることはできませんでしたが、いくつになってもサッカーを一生懸命している姿に元気をもらいました。
 スタジアムの前で10年ぶりぐらいに選手の保護者と会って話すこともでき、何歳になっても子どもを応援できることは素晴らしいことだと感じました。
 いろんな形の活躍の場があると思います。卒業生の活躍の様子をもっと知りたいと思いました。卒業生の皆さん、気軽に近況報告に来てください。楽しみにしています。

2019年4月11日木曜日

桜を見て思うこと

 鶴山公園の桜まつりは今週末までです。4月14日10時からは作陽高校吹奏楽部の演奏が特設ステージで行われます。
 今年はいつにもまして鶴山に登り、桜を楽しみました。桜というのは咲き誇る期間が短いだけに美しさと儚さを併せ持つ花です。それだけに多くの人が、その瞬間の美しさ、花見を楽しむようになるのです。しかし改めて鶴山公園を回ってみると、桜の花の儚さと何百年もそこにあり続ける石垣との対比が秀逸で、また桜によっては長い月日を苦労して経てきた年輪を感じさせるものも多くあり、素晴らしいものであると実感しました。
 わずか十日余りの美しさのために一年間成長し、それを何十年も積み重ねていく、というその背景を考えると何回でも日に日に変わりゆく表情を見に行きたくて今年は通いました。
 新入生が入ってきて、新たに3学年がそろいました。いつか輝く瞬間のために毎日毎日を着実に成長していくことを願っています。




 

2019年4月7日日曜日

明日が入学式

 新入生の皆さん、明日お会いできることを楽しみにしています。
 ここ数年、鶴山公園の桜の開花が早まり入学式には、散り始めのことが多かったですが、今年は満開です。お城山の桜も皆さんの新しい門出を御祝いしてくれています。
4/7校舎からの鶴山公園の桜”祝福”
幻想的なお城山の夜桜

津山に全国から人が集まり感動

全国でここしかない眺め

お城山の桜も作陽生を見守っています

唯一無二の存在を目指すぞ!

2019年4月5日金曜日

いよいよ明日から

 明日が始業式、来週の月曜日が入学式です。
 新年度がいよいよ始まります。この春休みの間に我々教員も新年度の準備を行ってきました。津山の桜も新年度に合わせてかのように満開を迎えそうです。
 私たちも新しい気持ちで新年度に臨みます。明日からを楽しみにしています。