2021年8月20日金曜日

2021年度 第2学期 始業式 校長式辞

 2021年度第2学期が今日から始まります。1学期の終業式が7月17日でした。女子サッカー部とゴルフ部の一部の生徒は、全国大会がありますので登校はしていませんが、終業式からほぼ1か月ぶりの全校の登校日です。その終業式では「やるべきことをやる。苦労を喜びとして取り組むことができる。自分自身に負けない。そんな夏休みを過ごして下さい」と言いました。どんな夏休みを過ごしたでしょうか。

 この夏休み期間中の大きな話題といえば、オリンピックを上げる人が多いと思います。これから行われるパラリンピックも含め、コロナ禍での開催に賛否両論ありますが、競技が始まれば選手の頑張りに声援を送り、結果に一喜一憂し、勝ち負けに関係なく感動を多くもらいました。

 メディアは、選手の背景、例えばオリンピック選手になるまでの苦労や練習の過酷さを私たちに伝えてくれます。選手が大きなや期待を背負って競技に臨み、真剣な表情に私たちは感情移入して手に汗握り応援します。勝とうが負けようが、結果に対して選手が感情を言葉にする姿を見て、さらに感動させられます。全てをかけて臨む姿、またそれを支える周囲の人々の本気にこころを動かされます。

 私は常々「人は何のために生きているのか?」という問いには「世のため、人のために生きる。社会に貢献するためである。」が答えであると皆さんに伝えています。先ほど話したように、スポーツ選手は我々の心を動かし、頑張ろうという気持ちを持たせ、勇気を与えてくれます。これは立派な社会貢献です。

 では感動はオリンピックのような大きな舞台でなければ起こすことはできないのでしょうか?そんなことはありません。日々の生活の中でも起こすことはできます。それには「本気」が必要です。日々の本気の積み重ねが、必ず感動につながります。いい加減な姿勢からは感動を得ることはできません。本気の積み重ねが感動の涙となるのです。

 みなさんは高校生活でどれだけの感動を得ることができるでしょうか。感動を得るのにふさわしい「本気」の積み重ねをしているでしょうか。3年生はこれから進路決定の本番の時期に入ります。目前とはいえ、感動を得ることができるよう最後まで本気の努力をしてもらいたいと思います。1年生2年生は今から「本気」の積み重ねをして、学業に部活動にと高校生でしか経験できない大きな感動を手に入れることができるよう日々の努力を大切にしてください。