最近、何名かの卒業生と会う機会がありました。卒業して20年以上たち、各職業で立派に社会貢献している卒業生でした。それぞれに仕事の様子を聞いてみると、やりがいを持ち自信をもっていろいろと苦労話や取り組みなどを教えてくれます。やはり社会には学校内ではうかがい知れない多くのことがあるのだなと改めて実感します。
ただ共通して思うのは、社会に対して何ができるのかという考えを少なからず持っているということです。生活のために仕事をしているだけではなく、世の中に対して何か仕掛けを作ることを意識しているように感じます。
在校生にはたびたび話をしていますが、現代は何が起こるかわからない時代です。たくましく生きていくために人間性・人間力を身につけ、積極的に仕掛けていかなければいけない時代です。受け身のままで待つのではなく変化に対応できなくなります。さらに言えば変化を待つのではなく、変化を生み出していく側にまわるぐらいの積極性が必要ではないかと思います。
卒業生たちがそんなことを感じさせてくれました、ありがとうございました。