東海地域で行われた全国高校総体にあたり、この1週間で多種にわたるスポーツの全国大会の現場を見てきました。当然、勝負事ですから、勝つ者がいれば負ける者もいます。本校の生徒だけでなく、他県の選手の様子も多く見てきました。どの種目も選手たちの真剣なパフォーマンスに感動を覚えました。またどの会場にも保護者の方々をはじめとして、多くの方々が応援に来られていました。本校も多くの方々に応援に来ていただき、感謝しています。声援が選手の力となったことと思います。
この1週間で最も感じたことは、「他との勝負の前に、自分に勝つことが必要である」ということです。「自分に勝つ」とは、持っている力を十二分に発揮できたことを意味します。競り合った場面で「自分に勝つ」ことができれば、勝ちきる確率はぐんと上がります。「自分に勝つ」ことができても力負けした場合でも、それを次に向けての負けん気につなげれば、その負けに大きな意味が生まれます。一方で、もし自分の力を発揮しきれなかったと感じたならば、それを次に生かす反省材料にしてもらいたいと思います。
夏の全国大会に出場したサッカー部女子、フットサル部、サッカー部男子、柔道部団体の競技ががすでに終わりました。それぞれに多くの得るものがあったと思います。この夏の経験と感謝の気持ちを持ち続け今後も前に前に進んでもらいたいと思います。